H29年6月結のライブシアター栗橋公演の模様をレポートします。
H29年6月結のライブシアター栗橋公演に顔を出す。
梅雨の時期らしく、初日は大雨に見舞われた。しかし客入りは良かった。栗橋というのは周りが田畑だらけで農家が多いため雨の日は仕事ができず、そのため劇場が混むらしい。土地柄なんだね(笑)。
今週の香盤は次の通り。①鶴見つばさ(ロック)、②花音芽(道劇)、③葵マコ(DX東寺)、④misaki(ロック)、⑤KAERA(TS) 〔敬称略〕。
今週は、私的にいいメンバーに恵まれた。今回は、TS のKAERAさん以外、みなさん栗橋初乗り。「栗橋にはのっているの、今まで10回弱くらいなのかな? (中略)まさか今週私以外はみんな初乗りとはびっくりです。」とのKAERAさんコメント。
トップはロックの鶴見つばささん。
今週は二作目「つばさ」と三作目「海」の二個出し。
4月中の大阪東洋で初顔合わせしてから二度目の再会。しっかり私のことを覚えてくれていて嬉しかった。
彼女は身長166㎝あり、まさにロックの大型新人。初日に、天井の低い栗橋の劇場で早くも頭をぶつけていた。危ないね。栗橋は盆が高くなっているから舞台と盆の移動は気を付けないとね。
二番手は、道劇の花音芽さん。
私がホームにしている道劇で先月5月結にデビューしたばかりの新人さん。
なんと二週目が他劇で、ここ栗橋になる。関東の北の果てまでしっかり辿り着けるだろうか、また淋しい想いをしていないか等、様子を窺いに来たが、天真爛漫な性格からか元気いっぱいなので安心した。
ちなみに、渋谷道劇の藤波社長も彼女を心配して初日に来ていたらしい。
後で詳しく話すが、バースディイベントを企画してもらいハッピーになっていた♪
三番手は、DX東寺の葵マコさん。
今週は「(仮称)さばく」「めかくし」と、もうひとつ古い作品の三個出し。
マコさんとは今月6月頭に晃生でお会いしたばかり。しかし、その晃生は二年ぶり、その前は三年ぶりと、ここ五年間ほとんどお会いしていない踊り子さんだった。正直もう辞めたかと思っていた(失礼)。
そんなマコさんも来月で9周年になる。彼女はデビュー後間もなく、当時私が単身赴任していた仙台の劇場、仙台ロックでお会いしたのが懐かしい思い出。「仙台はとてもいいところだったなぁと・・・また仙台ロックのりたかったなーなんて思います。」当時は仙台出身のマコさんが仙台ロックにのること自体驚きでした。それにしても、仙台ロックは昨年六月に閉館してしまい今はない。思い出の場所がなくなって本当に悲しい・・・。
前回の晃生、すぐに栗橋での再会。なにかの縁か、今週は楽しい時間を過ごしている。
四番手はロックのmisakiさん。今年1月中のDX歌舞伎以来なので五カ月ぶり。
今週は、演目「キューティーハニー」と周年作「いさこい」と新作の三個出し。
初日に演目「キューティーハニー」を観てキュンとした。彼女のこの演目は初めて観るが、なんとなく観たことがある。ポラタイムに「これ、美咲遥姐さんから借りている演目なの。」と言われて、ハッとした。
そういえば、misakiさんは時咲さくらさん(TS所属)と一緒に、美咲遥さんのお店を手伝っていると聞いたことがあったな。そうかぁ、私がmisakiさんと初めてお会いした昨年1月中の大和で美咲遥さんも一緒にのってたね。そこで仲良くなったのかー。
美咲遥さんの店には、misakiさんと時咲さくらさんがチーママでいるなら楽しそうだな。飲み代は高くないらしいから今度行ってみようかなぁ。
そして、トリは仲良しのKAERAさん。
新作の「ちょうちょ」を披露していた。二週前の大和で初披露したようだ。相変わらず手作り感満載の華やかな衣装。
今週は、この新作と演目「アナザーディ」の二個出し。
KAERAさんがいると楽屋の雰囲気がいい。他のメンバーが初乗りの中、一番年長格のKAERAさんが楽屋を居心地のいい雰囲気にしている。いつもKAERAさんは周りをファミリーな気分させてくれる。
KAERAファンは彼女のもつ癒しの魅力に心酔している。かくいう私も、KAERAさんに会うと家に帰った気分になり、ストリップの姉御のように話しやすく、いつも色々と相談させてもらう。
今週の栗橋には私的に二つのトピックスがあった。
ひとつは、イベントの開催。
最近は劇場側が主体的にイベントを企画するところは少ない。ほとんどは客主体で劇場側が協力する形が多い。ただ実際に企画する客側の負荷はかなり大きいので、こういう劇場主体は客サイドからは大変有難いこと。私の知っている限り、大阪東洋とここ栗橋くらいか。あと大阪晃生がママさんの鶴の一声で実行されるかな。
今週は6/24(土)に花音芽さんのバースディイベントがあった。まだ二週目の芽さんのために、BDイベントを企画してくれた劇場側の計らいに感謝したい。最初は劇場側も新人さんを緊張させてはどうかと心配して芽さんに実施を打診したらしいが、芽さんとしては折角の好意なので喜んで受けたという。当の芽さん自身が感激していた。
二回目のフィナーレ終了後、大きなケーキと大きなオードブルが豪華に盆の上に並べられた。飲み物とクラッカーまで配布する周到さ。盆の真ん前に座っていた私はケーキの大きさに驚く。縦20㎝×横30㎝以上ある長方形のケーキ。「すごいね」と隣の客に話したら、たまたま隣の客が元ケーキ屋で働いていたらしく、大きいけど果物がないから値段は6000円くらいじゃないかなと説明してくれたのには驚いた。あはっ!余計な話でした。
後で、劇場受付のところで観客にケーキが振舞われた。嬉しかった。とてもケーキ(景気)のいい話。美味しかったよー♪
イベントは、司会の開催アナウンス、ファンからのプレゼント、写真撮影、タレントさんからのお花とご祝儀そしてお祝いの言葉、最後に芽さんからの御礼の挨拶で締める。
各タレントさんからのお祝いの言葉、味があったね。トップの鶴見つばささんが「お互い新人同士なので、芽さんは蕾(つぼみ)に花を咲かせられるよう、また私はつばさで羽ばたけるよう、お互いに頑張りましょうね。」名前にかけた粋な話ですね。葵マコさんはお互いが宮城県の仙台市出身なのに驚き「どこの高校に通っていたの?」という地域性の高い話で盛り上がったことを披露。私も9年間仙台に住んでいたので懐かしくなったよー。
さて、今週、ストリップファンの私にとって、栗橋の大きな変化について話をします。
なんと栗橋の照明が変わったのです。これは喜ぶべき大きな変化。
私は栗橋の照明に対して不満を持っていた。一年前にリニューアルしたときに照明を変えたのですが、正面の照明が改悪になってしまった。正面センター席は盆から一番近いのですが、せっかく踊り子さんが近くでOPショーをしてくれても左右のライトが強いため肝心のところが影になり暗くて見えないんです。私にとってはどの席で観るかが楽しさを左右するわけですが、その際の重点ポイントは距離よりも照明にあるんです。
どの劇場でも朝早くから並んでいる熱心なストリップファンはかぶりセンター席を目指して座るもの。ところが栗橋はその常識から外れていました。そのため私のようなかぶりつき大好きな常連は正面を避けていつも左右の席に座っていました。
今週初日に栗橋にやってきて、いつものように左側の席に座ったら、照明が弱くて、逆にOPショーでは影になっている。照明が変わったのに気づき驚きました。確認したら正面席が最も見やすくなっていた。そのため、二日目からは正面センター席に座るようにした。
私としてはこの照明装置の改良が嬉しくてたまらない。大好きな踊り子さんを近くで明るくばっちり観れるわけですからね。そのため今週は予定を変更して、栗橋にずっと居たくなった次第です。(笑)
まぁ、劇場の照明装置としてはこれがあるべき姿。従業員に確認したところ、先月5月後半にLED照明器具に入れ替えたとのこと。まだ照明器具を正面に追加するのでもっと良くなるらしい。これは朗報である。
これからは、栗橋に来る頻度が増えそうです♪
平成29年6月 ライブシアター栗橋にて