フリーの踊り子・浅葱アゲハさんについて、2020年4月頭の岐阜まさご座での公演模様を、演目「めもめも」を題材に、「コロナ最後の砦」という題名で語ります
2020年4月頭の岐阜まさご座に4/9,10の二日間通う。
というか、4/7に新型コロナウイルス感染に対する緊急事態宣言が出され、全国のストリップ劇場がそろって休館に入った。4/8-10の期間、営業しているストリップ劇場はここ岐阜のまさご座しかなかった。香盤を確認したら浅葱アゲハさんが出演している。私は迷うことなく夜行バスで岐阜に向かった。
今週の香盤は次の通り。①竹宮あん(まさご座)、②栗鳥巣(フリー)、③寿つばき(晃生)、④美樹うらら(栗橋)、⑤浅葱アゲハ(フリー) 〔敬称略〕。
アゲハさんが私の顔を見て喜んでくれた。「いま日本で唯一のストリップ劇場へようこそ。わー会えて元気で嬉しい」ほんと来て良かった♪
今週の出し物は演目「銀の龍」と演目「めもめも」。前者は最新作でレポートを書いたばかりだが、後者は記憶にない。アゲハさんに尋ねたら、「けっこう前に出した『めもめも』という作品です。大事な人との記憶を大事にしたいなー」と教えてくれる。
大事な人との思い出は音楽と重なることも多い。
今回の選曲、二人のアーティスト、ZEDDもKOKIAもすごくいい。この二人の曲は他の踊り子さんもよく好んで使うし、前にアゲハさんも使っていたような気がする。
アゲハさんから「この歌手のこの曲、すごくいいからメモしておきたい」そんな声が伝わってきたよー♪
正直、この音楽をメモっておきたくて今回の観劇レポートを書きたくなった。
さっそく演目「めもめも」のステージ模様を紹介する。
妖精みたいな白っぽい衣装で登場。頭にも白い大きな髪飾り。白い首飾り。
上半身は、白い袖の、緑の衣装。大きく開いた胸元から白いブラが見える。へそ出し。下半身のミニスカートは、青・ピンク・白と層が重なり、後ろに青・白・黄色の布が垂れる。左足にはピンクの布がクロスされている。
音楽に合わせて、裸足で踊る。
一曲目はZedd feat.Bahari の「Addicted To A Memory」。最高にクールでめちゃくちゃなドロップ。この曲にやられる気持ちがよく分かる。Zeddは天才ミュージシャンだ。
ロシア生まれドイツ育ちのDJ ゼッドの2ndアルバム「True Colors」(2015年リリース)に収録されている曲。ボーカルにフィーチャーされているのはアメリカのポップユニット BAHARI(バハリ)。タイトル「アディクテッド・トゥ・ア・メモリー」を直訳すると “思い出中毒” となる。自分の意志とは反対に、”恋人の思い出” に対して強い執着心を抱いたままでいる女性の想いを歌っている。
ゼッド(Zedd、1989年9月2日 - 現在30歳)は、ロシア生まれのドイツ・カイザースラウテルン育ちのDJ、音楽プロデューサー。本名はアントン・ザスラフスキー。両親がともに音楽家だったため、4歳の時からピアノを習い、6歳で初めてレコーディング、12歳の時にドラムを始めた。彼の演奏する音楽はエレクトロ・ハウスにジャンル分けされるが、プログレッシブ・ハウス、ダブステップ、クラシック音楽などを楽曲に取り入れている。
ゼッドが米国で知られるようになったきっかけとして、第56回グラミー賞で最優秀ダンスレコーディング賞を受賞した「Clarity」や、アリアナ・グランデのヒット曲「Break Free」にフィーチャーされたことが挙げられる。『グラミー賞』1回受賞(5回ノミネート)。今までに、レディ・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ブラック・アイド・ピーズ、安室奈美恵、B.o.B、スクリレックス、アリアナ・グランデらと楽曲をプロデュースまたはリミックスを手掛けた。
音楽が変わり、上着を脱いで軽装になる。髪飾りも取る。上はブラのみ、スカート部も布ギザギザの軽装になる。
そのまま白い布のティシュ演技に入る。
二曲目はKOKIAの「Solare」。「Solare(ソラーレ)」とは、イタリア語で、太陽、との意味。この曲だけネットで検索しても出てこなかった。アルバム中の曲かな?
KOKIA(コキア、1976年7月22日 - 現在43歳)は、日本の女性シンガーソングライター・ボーカリスト。本名は吉田亜紀子(よしだ あきこ)。ヴァイオリニストの吉田恭子は実姉である。内閣府「災害被害を軽減する国民運動」のサポーター。
音楽が変わり、着替えて、ベッドへ。
髪をツインテールにする。肩出しで、白い肩紐で胸から下のピンクのロングドレスを吊るす。胸元に銀の吊り飾りが垂れる。右手のみピンクの袖が付いている。ピンクのマニキュアがきらり。
ベッド曲も、同じくKOKIAの「Spirits」。スマートフォンアプリ『アルカディアの蒼き巫女』テーマソング。心にじわじわと沁み込んでくる音楽だね。
(歌い出し)♪「抗えぬ運命と決まっているのなら 私はあなたの為に生きたい…」
ラストにもう一度ティシュー演技をして締める。
立ち上がり曲は、最初と同じくZEDD ft. Jon Bellionの「Beautiful Now」。じーんとくるねぇ~。 色々な困難や争いが起きているけれど、今この瞬間を楽しんで美しく精一杯生きていこうという内容の曲。
この曲を聴いていると、コロナ最後の砦として岐阜まさご座に来て、コロナ禍を乗り越えていく勇気をもらえた気になったよー。コロナ禍が明けたら、必ずアゲハさんに会いに行くよ。また元気に会おうね。
2020年4月 岐阜まさご座にて