H29年8月結の大阪晃生ショー劇場での、浅葱アゲハさんのポール演技を報告します。

 

 H29年8月結の大阪晃生に初日から顔を出す。当初トリに予定されていた浅葱アゲハさんが体調不良によりお休みで、8/25から出演予定。

 アゲハさんのファンから、いろいろとアゲハさんの様子を教えてもらった。

 引退した匠悠那さんからポール演目「フェアリー(妖精)」を譲り受けて練習していたが、無理したのか知らず知らずのうちに脇腹の下から二本目を疲労骨折してしまったらしい。空中パフォーマンスの第一人者アゲハさんではあるがリングや布とは違い、慣れないポール演技は大変だったようだ。疲労骨折というと十分に休養しなければならないはずだが、四日くらいの休養で大丈夫なはずがない。無理しなければいいのになと心配になるが、責任感の強いアゲハさんのこと少しぐらいの無理は承知で演技するのだろう。久しぶりに会えるのが楽しみではあるが心配になる。

楽日にまた顔を出した。その時のメンバーは次の通り。①花音芽(道劇)、②はな(フリー)、③新條希(道劇)、④浜崎るり(晃生)、⑤浅葱アゲハ(フリー)〔敬称略〕。

 

 さて、新作となる演目「フェアリー」を拝見した。

 事前に舞台向かってやや右方向にポールを設置している。いくつか花が咲いている緑の蔓を巻き付けている。

 緑の衣装を着た妖精の格好でアゲハさんが登場。背中には透明の羽根が左右二枚ずつ。銀の首輪。緑の上着には赤い紐を巻き付けている。下部には沢山の茶と緑の葉が重なる。 右手に緑の腕輪、両足にも緑の脚絆。妖精の舞を魅せる。

 緑の衣装を次々と脱ぐ。最後に肌色のレオタードになる。バストとパンティが臍のところの線で繋がっている形。銀の首輪と背中の羽根を残す。

その格好でポールに絡む。ポールには蔓は外されている。そして流石というポール演技を披露する。

そして、レオタードを脱いでベッドショーへ。

ラストはポールをくるくる回って終演。

 

 ポラタイムで「さすがだね」と声をかけると「ポールは初めてなの。リングや布と違って一旦座って一呼吸おけないのが大変なの。」と教えてくれた。なるほど苦心が伝わる。

 今や伝説の踊り子と言われる匠悠那さんの名作をここに見事に復活させてくれたアゲハさんに心から拍手を贈りたい。アゲハファンだけでなく、匠悠那ファンも涙するほど感激することだろう。

 

平成29年8月                         大阪晃生ショー劇場にて