今回は、ロックの踊り子、MIKAさんについて、H26年10月頭の大阪東洋ショー公演の模様を「MIKAさんとノーベル賞」という題名でレポートします。

 

MIKAさんが出演した大阪東洋ショーのH26年10月頭の公演中、次々とノーベル賞の発表が続いた。

ノーベル賞の話はさておき、まずは、新作「花になれ」について触れたい。

前日から来ている盛岡のMさんに事前に演目の話を聞いたときに、新作のことを話していなかったから、当日初出しかもしれない。MIKAさんのコメントにも「‘花になれ’はできたてほやほやの作品なの♪」とある。私が土日に顔を出すのを見込んで間に合わせてくれたのかなと勝手に思っちゃう私。

非常に爽やかな作品。これまでのMIKA作品の中で最も爽やかという印象。

最初に風のような衣装で登場。青色をベースにした胸元から膝上までの、ふわっとした感じ。胸元に大きな白い花が咲く。銀のネックレスと銀のブレスレットがキラリと輝く。白いリボンの髪飾り、そして白いロングブーツを履いて軽快に舞う。

一曲目を盆周りで演じ、次は舞台へ一旦戻る。

ピンクのふわふわのスカートに着替え、白いカーディガンを羽織る。裸足で踊り、盆に移動し、ベッドショーへ。

最後に、舞台に戻り、そこで白いブラと白いズボン姿へ。赤い薔薇一輪を持つ。

♪「ぼくたちも花になれる」という曲をバックに白いカーディガンを羽織って終わる。

MIKAさんの「少し変わった構成にしてみたいよ~楽しんでもらえたらいいな♪」というコメントに頷く。

MIKAさんの清楚なイメージにピッタリだと感じた。ちょうどノーベル物理学賞日本人三人受賞という快挙の知らせが流れ、日本の空を、まさに青色発光ダイオード(LED)が輝く如く明るい青空に染めた。そのイメージに重なる。

今回は1.2度だけの観劇で、表面的な感想になってしまったが、この作品は何度も観ていくうちに味わい深くなっていくことだろう。「花になれ」という題名には東日本震災復興のチャリティーソング「花は咲く」に通じるところがある。本当の平和とは、青い空、そよぐ風、花の美しさにある、そんなメッセージを受けた。

 

今年度のノーベル平和賞を受賞したパキスタンの17歳のマララ・ユスフザイさんは言った。「一人の子供、一人の先生、一冊の本、一本のペンが世界を変えるのです。」

MIKAさんのひとつのステージが我々男性の心を癒してくれる。私からMIKAさんにマララさんに負けないストリップ平和賞を贈呈したい。

 

平成26年10月                       大阪東洋ショー劇場にて