今週はMIKAさんのお蔭でとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。素敵なステージ、楽しい文通、心から感謝します。途中疲れて居眠りしそうになったこともあるね。(笑)
でも、どうにか皆勤できたことで、幸せな達成感を覚えます。
皆勤とは10日間の愛を貫こうとする強い意思表示である。
私が長いストリップ歴の中で、これまで皆勤した踊り子さんは5人。もちろんMIKAさんも入ってますが、MIKAさんの場合は今回で2回目の皆勤。これは凄いことです。私のストリップ歴の中で最高の金字塔になりました。
過去の皆勤を振り返って、私が皆勤できた条件を理屈っぽく考えてみると次のとおりになる。
1. 見たい欲求に駆られる容姿
ルックスも含み、ヌードを見たいという欲求に駆られること。やはりストリップであるからには目から得られる快感は大きい。特に新人さんの場合は、初々しさがあるため、この欲求が強い。しかし、10日間観続けるにはこれだけでは気力がもたない。目からの刺激の他に、心の面が必要になる。
2. 愛を感じられるか
やはり愛がポイント。はるばる会いに来て、相手が喜んでくれるかどうかは敏感に感じるもの。劇場というのは私にとって10日間の恋をする場。恋愛の対象になってくれないと気持ちが向かない。
3. 愛を維持できるか
何に愛を感じるかは人により異なる。自分に対する笑顔だけで満足する人もいれば、会話などを楽しみたがる人もいる。やはり愛を維持するためにはなんらかのコミュニケーションが不可欠。コミュニケーションがないと愛を繋ぎ止められない。私の場合は手紙によるコミュニケーションを求める。私は自称‘手紙ストーカー’と呼んでいる(笑)が、実際に手紙に反応してくれないと自分に関心がないのだろうと感じ気力が萎えてくる。コミュニケーションが楽しいからこそ、私の趣味である文筆もはかどる。相手の反応が無く、私が一方的に書き続けるのはいずれ虚しさを覚え、愛は維持されない。
改めて考えると、MIKAさんはこの条件にぴったり。まさに三拍子そろった理想的な踊り子さんです。私がMIKAさんのウェデング・ドレス姿を見て、お嫁さんにしたくなる気持ちも分かって頂けると思います(^0^)。
今回の十日間を詩に託し、MIKAさんにプレゼントしますね。
『あなたに捧げる十日間』
あなたに会いたくて
今回の公演を一日千秋の想いで待ち続けました
運命のいたずらが会えない壁を作り、
たったひとつの架け橋に望みを託し、
今ようやく夢が実現しました
悲しいかな、私はあなたになにもしてあげられない
できることは、私の十日間をあなたのために捧げるだけ
雨が降っても、風が吹いても
地震が来たって私の心は揺るがない
会いたい 会いたい ただ会いたい
海を渡って会いに行きたい
あなたはステージの上から愛らしい笑顔を向けてくれる
あなたの素敵なステージに
あなたの美しい裸体に
私は心を奪われていく
このひとときがあれば他になにもいらない
このまま時間が止まってほしい
楽しい時間は光の如く流れ、
十日間があっという間に過ぎ去ろうとしている
時はときに優しく、愛しき日々を与えてくれる
時は無情にも、容赦なく刻まれていく
しかし十日間という限られた時間だからこそ、
気持ちは凝縮され、より強く燃え上がる
あなたは知っているかな?
ロミオとジュリエットの物語が十日足らずなのを・・・
ロミオは命がけで十日間の愛を貫いた
あなたは私のジュリエット
私の気持ちはロミオに負けない
この十日間のドラマを演じきる
あなたへの愛で燃えて燃えて燃え尽きたい
おしまい
この十日間を下さったストリップの神に感謝したい。
平成24年1月20日(楽日) DX歌舞伎にて