今回は、ロックの踊り子・星崎琴音さんについて、H30年2月頭の大阪東洋ショー公演の模様を、初のチームショー「cherry & star」を題材に語ります。
H30年2月頭の大阪東洋ショー劇場に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①渚あおい(東洋)、②北川れん(道劇)、③桜庭うれあ(ロック)、④星崎琴音(ロック)、⑤真白希実(ロック) 〔敬称略〕。
今回の公演は、人気者の真白希実さん出演の他に、桜庭うれあさんと星崎琴音さんのチームショー「cherry & star」もあり、激混みとなった。
チーム名を「cherry & star」としたのはgood!だね。桜庭と星崎からうまく命名しているね。ちなみに今回は特に演目名は無いのかな? このチームで次作を出すと悩むかも(笑)
さて、初のチームショー「cherry & star」の内容を紹介します。
最初に、桜庭さんがセーラー服姿、星崎さんが学ラン姿、若い二人のカップルで登場。と思いきや、星崎さんはすぐに袖に消える。そして、恋のキューピットになって再登場。
桜庭さんのは定番の紺色のセーラー服。半袖の白いブラウス。半袖の袖部には紺色の線が入る。首周りに紺色のスカーフが垂れ、首の後ろには定番の四角い襟が垂れている。スカートも紺色で膝上丈。
足元は、白いソックス、白いバレエシューズを履いている。
なんといっても、赤いフレームのメガネとお下げ髪がかわいい。
恋のキュピットの方は、定番の天使の輪を頭に付ける。もこもこした白いブラ、パンツ、そして白い脚絆、裸足。
女性ボーカルの曲に合わせて、二人で楽しく踊る。
一旦ここで、恋のキューピットが袖に入り、学ラン姿で戻ってくる。
セーラー服の桜庭さんが学ランの星崎さんに大きなハートマーク入りのラブレターを渡す。ここで二人のギャグコントが炸裂☆
桜庭さんが「好きや!」と言うと、星崎さんが「牛丼?」と切り返す。いいねぇ~(笑)
このギャグコントは毎回違った。星崎さんがスマホを取り出すと桜庭さんが慌てて「場内ではスマホは使用禁止です!」と言ったり。(笑) うけるねぇ~昔ストリップの合間にコントが入ったのをふと思い出す。
星崎さんが袖に戻り、桜庭さんのセーラー服ソロダンスになる。
倖田來未の曲「恋のつぼみ」に乗りノリノリで踊る。
セーラー服のまま、盆に移動し、ベッドショーが始まる。
左手首にパンティを巻き、右手首には髪を結んでいた紐を巻く。音楽が英語版の男性ボーカルに変わる。
ここで暗転。
音楽が槇原敬之の曲「どんなときも。」女性ボーカルに変わる。
星崎さんが白一色の天使になって現れる。白い翼を付け、白いふわっとした衣装、白い刺繍入りの金の帯。裸足で舞い踊る。
盆に移動し、そのままベッドショーへ。
近くでアクセサリーを見ると、長いネックレスの先端に真珠がちらり。
ベッド曲は、ベリーグッドマンの曲「ライオン」。ベリーグッドマンは大阪発の男性三人組のレゲエ、POPSグループ。
ここで一転、がらりと雰囲気が変わる。
二人が騎馬隊というか音楽隊というか、そんな軍服ルックで登場。
桜庭さんが赤。星崎さんが黒。それぞれが基色を持つ。
軍服帽。上下セパレートの衣装。上半身は長袖で丈の短い服装。肩章、腕章、胸に三本のボタン紐に、それぞれの基色。下半身はショートパンツに腰後ろにフリルマント。足元は長いエナメルブーツ。
女性ボーカルの洋楽に合わせ、かっこよくも華やかに踊る。
上着を脱ぐと、首のネックレスが見える。
二人でベッドショーへ。
ベッド曲が別の女性ボーカルの洋楽に変わる。
二人とも色白なナイスボディだが、対照的なところもある。髪が桜庭さんのロングに対して星崎さんはショートヘア。桜庭さんのスリムなボディに対して星崎さんのボリューム感あるボディ。それぞれの良さが引き立ち、一粒で二つの味を楽しめる。
改めて、チームショーの醍醐味はこの「組み合わせの妙」にある。一人一人が持っている個性が、組み合わされることによって、単にプラス効果ではなく、相乗効果となって、変化に富んでくる。各人の個性がソロ以上に光り輝いてくる。その分、演出は難しい。ソロの比ではない。しかし、だからこそ面白さは桁違いになる。
一般に、チーム・ショーには、ダンスを主体にしたものと、ストーリーを主体にしたものがある。
ダンスを主体にしたものは、左右対称系が多い。二人がきれいに揃うことがポイント。フィギュア・スケートでもペアの華やかさはソロとは比較にならないほど観客を魅了する。
今回のチームショーは、ストーリーを主体としたジャンルに属する。ちなみに前半と最後は、ストーリー的にはどういう繋がりになるのかな?気になった。
平成30年2月 大阪東洋ショーにて