今回は、東洋の踊り子、伊吹千夏さんの新作「Stay with me」をレポートします。

 

 

  H26年10月結の香盤は次の通り。①飯島しき(渋谷道劇)、②小町れの(渋谷道劇)、③伊吹千夏(東洋)、④美咲遥(DX歌舞伎)、⑤きよ葉(TS) 、⑥Rin(晃生)〔敬称略〕。

 H26年10月21日(火)、本公演初日、会社帰りに渋谷道劇に立ち寄った。

 今週は新人さんのデビューもあったが、出演者全員仲良しさんなので、今週はここをメインに通うつもり。

 

 今週、伊吹千夏さんが新作「Stay with me」を披露。

 初めの曲の間合いが一瞬異様な雰囲気を醸す。

 栗色のショートヘアにした千夏さんが颯爽と登場。エレガントな風が吹き抜ける。

 肩口を出した、一見パープル系のロングドレス。よく見ると白い生地の上にパープルな花柄プリントの布が薄くカバーされている。胸から腰までウエストを締めるみたいに複数の黒い紐状クロスが二本流れる。スカート部にも複数の黒いリボンがアクセントされる。

 長い黒の網手袋。足にも黒い網タイツ。そして黒と銀でデザインされたハイヒールを履く。

 かっこいいね。エキセントリックなダンスを披露。

 次に、パープルな上着を脱ぐ。下には黒いロングドレス。衣装全体に銀のポチが散在、そしてスカートの裾が銀色。軽快に踊る。

 最後に、そのロングドレスも脱ぎ、黒い下着姿に。

 バストを露出し、首から紐をかけバスト下を持ち上げる形の黒いブラバンド(?)。下はTバックの黒いヒモパン。足は先ほどと同じく黒い網タイツに黒と銀のハイヒール。黒をベースにした下着の上に、白いシルクのワイシャツを羽織る。シャツのボタンは銀バッチで、袖口をめくり上げピンで留める。いやぁ~、オシャレでかっこいい♪

 スローバラードの曲にのり、ゆっくり演技。脚立に足をかけポーズを決める。動きに溜めがある分、より惹きこまれる。

 セクシーさがむんむん伝わる。

 

 今回の作品は千夏さん曰く「踊るというよりスタイリッシュな演目」。納得!

 栗色の髪の毛もウイッグ。かっこよさとセクシーさがうまく惹き出ている。

 最高の女というのは雰囲気で男を酔わせる。演目名の「Stay with me」は「そばに居て!」という意味だが、男は酔わせてくれる女のそばにずっと居たいもの。

 同じように、無理に踊らなくても男を酔わせるステージはできる。それを可能にするのが、かっこよさとセクシーさ。

 千夏さんがステージで追及しているのは「かっこよさ」ではないかと前から感じている。

 昨年の三周年作「キャバレー」(私が命名)、そして次の、東洋の先輩/川村あいねさん演出のアーミールックの作品あたりから千夏さんの作風が固まりつつあった。そして前作「I’m sexy」で完全に確立された。千夏さんの最大の魅力のひとつ、小股の切れ上がったヒップライン。前作ではまさに、おしりが語っていた。ストリッパーはおしりで語れるようになって一人前と先の感想で書かせてもらった。すると千夏さんから、日々おしり体操をやっているという陰の努力を教えてもらった次第。(^0^)

 

 もうすぐ四周年を迎える。東洋での12月頭が周年になる。

 ようやく新人もデビューしてきたし、これから千夏さんが東洋の中堅として活躍してくれるものと期待している。

 

 

平成26年10月                         渋谷道頓堀劇場にて