思い出の踊り子さんシリーズとして、次は東洋の踊り子、伊吹千夏さんとの思い出を書いてみたい。

***********************************

 

 最初の伊吹千夏レポートは、なんと題名を「私の新しい恋人」にしていた。(笑)

 

 

 今年(H25年)の年末年始は大阪東洋ショー劇場で過ごそうと決めていた。劇場でお正月を過ごすのは初体験。

 本公演はH24年12月31日が初日になる。昨年(H24年)11月に警察のガサ入れがあったので実施が危ぶまれていたが無事に興行できてホント良かった。私は12/31~1/2の三日間を観劇した。

 初日の香盤は次の通り。①渚あおい、②仲間直緒、③伊吹千夏、④星川音々、⑤川村あいね、⑥立花さや、⑦水元ゆうな(全員が東洋メンバー)〔敬称略〕。

 二日目の1/1からは、最初の渚あおい、仲間直緒、井吹千夏の三人がチームショー「CANERA」を演じるのを始め、全員が新作を披露してくれたので、12/31で演じられた作品とも見比べられ、とても見応えのある公演だった。

 

 特に、東洋フレッシュ三人娘のチームショー「CANERA」は楽しみだった。

 この三人は、昨年、東洋で初お目見えしてから、次々と関東の劇場にのってくれ、お蔭で仲良くなれた。私にとって今一番旬なメンバーである。

 三人が三人ともチャーミングで、それぞれの魅力に満ち溢れている。三人がチームで出演するなんて、東洋ならではの贅沢な催し。私は三人とも見たくて目が回りそう(笑)。

 一人一人のヌードの魅力を一言ずつ述べる。

 一番デビューが新しい仲間直緒さん。初々しい若さと可愛さが弾けるぽっちゃり体型で、そのロリっぽくもエロちっくなヌードにそそられる。

 一周年を迎えたばかりの渚あおいさん。ストリップ界№1の透き通るほどの白い美肌ヌードは最高。

 二周年を迎えたばかりの伊吹千夏さんが一番のお姐さん格。ただ一年半もブランクがあるためストリップ歴は長いとは言えない。それでも流石に先輩らしく、またダンス・センスがいいので、今回のチームではリーダー的な役割を果たした。千夏さんは長身でスタイル抜群なのでダンスが映える。小麦色かかったスレンダーなヌードはたまらなくセクシー。

 この三人のベッドショーは、これでもかこれでもかのエロスの連続。まさしく涎垂もの。

 ベッドが一回転する間に、私は三回鼻血ブー!!!ブー・フー・ウッ!!!

 三人のチームショー「CANERA」は私にとって最高のお年玉になった。今年はこの三人を中心にストリップ・カレンダーを埋めていきたいなぁ~♡

 

 さて、お正月の東洋公演の翌1月中、伊吹千夏さんがさっそく関東の劇場(渋谷道頓堀劇場)にのってくれた。

 香盤は次の通り。①綾瀬ナナ(道後)、②華月蓮(札幌ニューカジノ)、③橘真紀(道劇)、④星来(道劇)、⑤伊吹千夏(東洋)、⑥御幸奈々(フリー)〔敬称略〕。

 この週は、長く仲良くしている綾瀬ナナさんもいるし、デビュー週になる橘真紀さん、デビュー二週目の星来さんと二人の道劇新人さんもおり、全体的に楽しい公演。

 早速、初日二日目と会いに行く。

 千夏さんの出し物は、東洋正月公演の初日に拝見したもの。

 一曲目は、パープル色の裾広がりの華やかなドレス。大きな花の髪飾り。お姫様っぽくもあり、少し大人っぽい色香も醸す。

 二曲目は、長い振り袖が特徴の、少し黄金色かかった白いドレス。この時も別の大きな髪飾りがよく似合っている。軽やかな舞、特に曲の盛り上がるときのステップは素晴らしい。やっぱり千夏さんはダンスが上手い!

 そのままベッドショーへ。激しいダンスの後なので、裸体に汗がきらきら浮かんでいる。きれいなヌードにうっとり。そしてポーズもかっこよく鮮やかに決める。

 私はステージが終わる度に、いつも満足して深くためいきをつく。

 

 千夏さんのプロフィールを簡単に紹介。

 H22年暮れに東洋デビューしたが、二度ほど東洋にのった後すぐに香盤情報から消えてしまい、一年半の長いブランクを経て、H24年7月頭に東洋にて再デビュー。このときに私は初顔合わせ。だから私にとって千夏さんはまだ新人みたいなもの。新人好きの私の目にとまり、東洋に六回足を運び、早くMYホームのTSに来てほしいと何度も手紙に書いて渡した。TSにのる前に、私の以前のホームであった仙台ロックにのる。他劇出演は9月頭のTSで二度目、初関東上陸。そのときに私は皆勤。そして次の9月結の池袋ミカドと続く。このときに仲間直緒さんと一緒にのり、私はこの東洋コンビが気に入り七日間通う。

 その後は東洋が二回続き、私は大阪まで会いに行く。そして、東洋のお正月公演となる。

 今回の渋谷道劇は他劇四つ目、関東劇場三つ目となる。この直後1月結に東洋をはさみ、そして二月頭にTSと関東の劇場も続く。初の四連投になる。

 

 千夏さんは、私の新しい恋人。

 私が劇場に通うと「太郎さんとデートできて楽しかったわ!」と言ってくれ、手紙交換はデートでのおしゃべり感覚。ときに長い手紙を書いてくれ、私を狂喜させてくれる。

 また、オープンやフィナーレでは「また太郎さんのところに遊びに行くね!」と言ってサービスしてくれる。これには大コーフン&メロメロ♪

 ストリップで出会った最高の恋人である♡

 

平成25年1月                            

 

 

 

【おまけ】 千夏さんに初めてプレゼントした童話を添付しておきます。千夏さんの顔が猫っぽいので猫の話です。

 

童話『ねこのヒゲ』 

 

 ぼくは、あるメス猫に一目で心を奪われた。

 たまたま、ぼくが街中を歩いていたら、急に目の前を彼女が横切り、ちらっと僕に流し目をくれた。その瞬間、ぼくの身体中に電流が流れた。

 つぶらな瞳、スレンダーなボディ、妖しい身のこなし・・・彼女の全てがぼくの心をとらえて離さない。とくに形のいいお尻をセクシーに振って歩く後姿にぼくの目は釘づけになった。

 

 彼女の名前は、三毛猫のちぃ。近所にあるお金持ちの家に飼われていた。高い塀の中で飼われていたため、なかなか会えない。まさに高嶺の花だった。

 近所の多くの若いオス猫たちが彼女を狙っていたので、とてもぼくなんかが相手にしてもらえる感じではなかった。

 

 ある日、突然ぼくの目の前にちぃが現れたと思いきや、身体をふらつかせバタリと倒れた。ぼくは驚いて彼女を抱きかかえ、そして看病した。

 目が覚めたちぃはぼくに語り始めた・・・

 ちぃが飼われている家には悪戯者の男の子がいた。男の子はちぃが寝ている間にハサミで彼女のヒゲを切ってしまった。猫にとってヒゲは大切なアンテナ。これを切られると平衡感覚がなくなり猫固有の俊敏な動きができなくなる。案の定、彼女はふらついて倒れてしまったのでした。

 

 ぼくはちぃに向かって言いました。

「ぼくでよかったら、喜んできみのヒゲの代わりになる。いつでも君の側に居させてくれないかな。」

 彼女はぼくの顔を見つめながら、嬉しそうに涙ぐんだ。そして快く承諾してくれた。

 

 ぼくらはいつも一緒だった。

散歩に行くときは、ちぃはぼくのしっぽを咥えながら後をついてきた。

 雨の日には、ぼくはちぃの傘になった。ちぃを濡れさせたくない。

 風の日には、ぼくはちぃの壁になった。ちぃに冷たい風を当てたくない。

 雪の日には、ぼくはちぃの家になった。ぼくは毛布になってちぃを暖めた。

 他のオス猫が近づいてきたら、ぼくは勇士になって蹴散らした。ちぃはぼくだけの宝物。

 

 いつしか、ぼくらにかわいい小猫が三匹生まれた。

 ぼくはちぃとこの子猫たちを必ず守ると心に誓った。

 夜空の星たちがぼくらの未来をキラキラ照らしてくれていた。

                                              おしまい