これまで何度か篠崎ひめさんの名前が登場しました。私の中では、ひめさんとのやり取りがとても印象的な思い出となっています。過去の文章を読み返して、改めて、そう思えます。こうした文章が、私にとって大切な「記憶」なのですが、自分だけに閉まっておくのは本当にもったいないと思います。篠崎ひめさんのファンはたくさんいましたので公開したくなりました。そうすれば、みんなの「記録」になってくれると思います。

 

篠崎ひめさんが踊り子を辞めたのは2012(平成24)年10月10日(水)。もう9年も経つのですね。

私は踊り子さんの観劇レポートをたくさん書いてますが、踊り子さんのプライバシーにかかわりますし、演目や曲名など著作権の問題もあるので、披露しないようにしています。が、ひめさんのステージは「記録」として残しておきたいので、私のもっているものだけでも公開させてもらいます。もちろん支障のない範囲で。それなら、ひめさんも許してくれることでしょう。

 

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 踊り子さんにとって怖いお話をする。

 ストリップにおいて最も怖い癌細胞があるとすれば、それは「踊り子に興味をなくすこと」かなと思う。その踊り子に興味があれば、ステージを観ているだけで脳内細胞がプチプチと音を立てて喜んでいるのが分かる。ところが、一旦熱い気持ちが萎えてしまうと、これまでの活性細胞がどんどん死んでいく感じがする。

 では、踊り子さんにとって、お客の脳内細胞を常に活性化させるためにはどうしなければならないのだろうか?

 

 先日、久しぶりに東洋の篠崎ひめさんのステージを観た瞬間、やけに新鮮な気分になった。久しぶりとは言っても、約2ヵ月ぶりぐらいのことではあるが・・。

 そのとき、あっ!彼女の最大の魅力はこの新鮮さだ、と直感した。彼女には言わずと知れた親衛隊「ひめ隊」が全国津々浦々、彼女を追いかけている。デビューしてかれこれ8年間ファンの勢いは衰えを知らない。ふつうはこれだけ毎日同じステージを見ていたら流石に飽きるはず。

  何故ひめさんの場合はファンを飽きさせないのか? 彼女の不変なる人気の秘密とは何なのか?

  それは彼女に接していると常に気分がリフレッシュされるからなのだろう。何度見ても飽きさせずにファンを魅了するひめさんの魅力とは「新鮮さ」なのだと改めて感じた。

 

 そこで、そういう目でもう一度ステージの上のひめさんを眺めてみました。

 まず、ひめさんのヌードはとても綺麗です。一見キャラから幼児体型かと思いきや、いやいや、色白でとても均整のとれた美しいヌードです。変な話、男のにおいを全く感じさせない少女の雰囲気。心が洗われる感じがします。何度見ても全く飽きません。

 そして、ステージの良さ。ひめさんはダンスが上手くなりたいからと個人的なレッスンを受けていると聞いたことがあります。そんな努力がステージによく表れています。動きやフリのひとつひとつに唸らせるものが多く、他の踊り子さんが簡単に真似できないものがたくさんあります。ステージとしての完成度も高い。また常に新しい演目に取り組む姿勢が観客を飽きさせません。なんといっても、動きが速くシャープなために、その躍動感が観客を元気付けます。

 一番の魅力は、そのキャラからくるステージの楽しさかな。最初そのキャラは本当に地なのかなと思っていましたが、もう完全に定着していますから、今さら作り物ですとは云えませんね。

  ファンの間でひめさんが賢い女性であることは周知の事実。客の名前と顔を瞬時で一致させられる。ポラ・サインでも特に客が裏に名前を書かなくても一ステージぐらいのポラならどれが誰のポラかは分かる記憶力を持っている。一ステージぐらいと云っても軽く20~30枚はありますからね。私の場合、お手紙でコミュニケーションさせて頂いていますが、彼女ほど内容の濃い返事を頂ける方はいません。あれだけポラ・サインしながら、私の手紙をすぐに読んで自分の言葉で感想を述べてくるのですから、頭の回転の良さに驚嘆です。それなのに、ステージでは一見抜けているようなキャラで通している。そのほうが気が楽なんだとも思える。ともあれ、いまのキャラでお客を楽しませようとするサービス精神には脱帽します。

    こういうひとつひとつの要素を考えただけで、ひめさんはファンに対して常に新鮮味を与える存在なのがよく分かります。一言でいうと、ひめさんには「永遠の少女性」を感じます。ロリコン好きから言えば「永遠の幼女性」とも云えるか。また処女性でもある。つまり、ひめさんは穢れないものの象徴的な存在なのです。穢れ多い世の中にあって、ひめさんに会うと心が清められるような気分になれる。ファンにとっては一種のカリスマ的存在に昇華されていると云えそうです。

 

  ストリップのお客というのは、女性にもてない根暗な男性がほとんどです。仕事に疲れ、暗くなりがちな男性たちに対して、ひめさんは明るくなるスイッチを入れてくれますステージを駆け回りながら、お客さん一人一人のスイッチを暗から明へ、パチンパチンと切り換えてくれているのが分かります。

 人を元気にさせるために大事なことは何か?

 それは自分自身が元気であること。ひめさんも一人の年頃の女性として悩んだり辛かったり嫌なこともたくさんあるでしょう。それらを全て飲み込んだ上で、ステージでは元気な笑顔を作らないといけません。ひめさんはそれが出来る踊り子です。

  ひめさんはどれほどたくさんの客にハッピーを与えてきたことでしょう!

 

 

平成20年2月