世の中ままならないものである。
当たり前ではあるが、なにもかも自分の思う通りにはいかない。勉強もスポーツも、仕事も、恋愛も・・・。
しかし、だからこそ人は成長するのかもしれない。
男として一番成長したなと思ったのは、失恋だった。
私はたくさんの失恋をした。自慢するわけではないが、私は好きになった人には全て告白した。初恋のときは友人を介して伝えてもらったし、ラブレターも書いたり、直接会って告白したり、・・・と。だから、片想いのまま密かに流してしまった恋はない。
結果、すべて失恋に終わった。もちろん、失恋のときは苦しんだが、今思えば、それが男としての成長につながった。なぜふられたか?自分に足りない魅力は?いや自分の魅力はそもそも何か? 自分の悪いとこを見つめる作業は辛いものだが、女性に好かれるために自分はどういう男にならなければならないかを真剣に考えた。こうした機会を突きつけてくれたのが失恋であるから、私は「失恋の奨め」をする。それもたくさんの失恋を。
自分は一生結婚できないかな、とまで思ったこともある。でも、今の女房と出会い、運良く結婚できた。これも全て失恋の経験があったからだと思う。
私の魅力のひとつは「優しさ」だと自認している。「優」という字は人の横に憂いと書く。つまり、辛い経験をたくさんした人はその痛みを知るがゆえに他人に優しくなれるわけだ。だから、私は「失恋の奨め」をするのだ。
人生には無駄なことはひとつもない。
失恋や離婚は、よりふさわしい異性に出会うためのもの。
病気だって、より重い病気を察知するためのアラームであることが多い。「このくらいの病気のうちに健康や生のありがたみに気付きなさい」という神様からのお告げ。
失業や破産も、もう一度再スタートするチャンスと考えられる。
私はストリップに出会って、これだけはまったことを後悔していない。人生には無駄がないという考えからすれば、私の人生にとってストリップはなにかしかの意味を持っているはず。単に享楽に流されて劇場通いしているのではないと考えたい。そのために、こうして自分と向き合った作業をしている。
踊り子さんもストリップと出会い、人生がどう変わっていくのだろうか?
大切なことは「人生には無駄がない」と考え、後悔しない生き方をすることだと思う。