その後、ちょくちょくと岐阜まさご座に遠征するようになる。

 今回は、最近のまさご座の状況について語ります。システムがいくつか変更になっています。

 

  2019年7月結のまさご座公演に顔を出す。そのときの私のストリップ日記から。

 

 その週の香盤は次の通り。①星愛美(晃生)、②夢乃うさぎ(晃生)、③JUN(西川口)、④竹宮あん(まさご座)、⑤京はるな(フリー) 〔敬称略〕。今週は竹宮あんさんの二周年週。

 

 その週のまさご座は、私的にお気に入りのメンバーが多かったので、久しぶりに大阪から足を伸ばすことにした。

 前日まで大阪東洋ショーを観劇していて、天満の定宿を午前8時過ぎに出た。前回の経験から三時間あれば岐阜まで着くとみて、12時までには余裕で劇場に着くだろうと高をくくっていた。ところが結果的にそれは甘く、12時ぎりぎりになってしまい、劇場で待っていたスト仲間に心配をかけてしまった。

 

 大阪から岐阜に行く場合は、大阪駅で米原行きの新快速で行くのがいい。ところが新快速の米原行きは本数が少なく、今回は野洲行きに乗ってしまったのが失敗。野洲から大垣までつなぎが悪く、時間待ちしたのが計算違いになった。大垣からは東海道線の快速に乗り岐阜へ。11時半過ぎに岐阜に到着して、そこで待ち合わせしていたスト仲間にまさご座まで車で送ってもらう。劇場には11時45分に到着したので、すぐに劇場裏にあるビジネスホテルアサヒにチェックインして荷物を置く。

 

 今回、久しぶりのまさご座観劇になった。直前は二年前のH29(2017)年8月頭公演、新人のいずみまいさんとまさご座初乗りの箱館エリィさん目当てで来ていたので、今回は二年ぶり五度目のまさご座来訪になった。次は、翌月8月に二度来る予定にしているので、今後はまさご座に来る頻度が上がりそうだ。

 

 

 さて、今回のまさご座観劇で、システム変更など、いろいろ感ずることがあったので、ここに記録しておきたい。

 

1.     観劇システムの変更など

 

◇開場と開演時間の変更

以前は、開場時間が12時20分、開演が13時となっていたが、それが早まり、開場時間が12時ジャスト、開演が12時半になった。早く終わらせたいというのが劇場側の意図のようだ。(開演12:30-終演22:50)

 

◇定宿ビジネスホテル「アサヒ」について

まさご座裏にあって一泊3500円と安いので定宿にしている。電話番号058-266-1919。

チェックイン16時、チェックアウト翌朝10時なのだがけっこう融通が利く。

従業員は常に受付におらず、一階の映画館の受付にいる。そのため午前中に荷物だけ先に置いたり、チェックアウトも10時過ぎても問題ない。

 

◇前売り券の発売が開始された(毎週日曜日に販売、期間限定あり)

 通常の入場券は一般で4500円、15時までの早朝・学生・シルバー3500円になる。女性1000円というのが特別に安い!!!

 ところが前売り券(サービス券と記載されている)を発売するようになった。これは三か月くらいの期間限定になる。お陰で特に常連さんは助かるようだ。

 三枚10000円、五枚16000円、十枚30000円

 なお、まさご座では毎週火曜日に次回の2000円券をくれるが、サービス券で入場した場合は2000円券をもらえないことに注意。

 

◇エロポラがなくなった!!!!

 警察対応のため、エロポラとピンクルームが廃止になった。

 既に、大阪東洋やDX歌舞伎がエロポラはなくしていた。この7月からはロックの新宿ニューアートもポラロイドからデジカメへの変更に伴いエロポラをなくした。2020年のオリンピックに向け、こうした動きは加速しそう。いずれエロポラはなくなることを覚悟しなければならない。

 

◇かぶり席を空けると注意されるようになった!

  以前は、多少かぶり席を空けても問題はなかったが、つい最近から、一列目のかぶり席を空けると注意のアナウンスが流れるようになった。特に土日のように混むときには注意しなければならない。

 

◇以下は劇場特有の制度だが特に変更はない点

・場所取りは、入り口の扉の中央から右に荷物を置いておくこと。(大阪晃生の場合は扉の左端から並べるルールなのだが、先日、まさご客が晃生に来て、いつもの癖で扉の中央から荷物を置いていたね。気持ちは分かる笑)

 

・靴は入り口で預かり。外出時は劇場で用意してあるスリッパを使う。三足だけで10分以内の使用制限あり。

 

・席の座り心地について

 まさご座の特徴は、天井が高く、コロシアム構造になっており、見やすいのがいい。

 特に靴を脱いで入るために、絨毯の上で足を長められたり、極端には横になってごろ寝できる‘寛ぎ感’が最大のメリットだ。

 ところが、これは上の方の席の話で、下の方は状況が違う。かぶり席で長く座っていると、席が硬く、それに腰かけているだけで、すごくお尻が痛くなる。そのため、かぶりで観るには座り心地のいい座布団が必須だ。今回それを痛感した。

 

・月の中はお休み

 月三回の公演、頭・中・結のうち、まさご座は中をお休みしている。但し8月はやる予定。

 これは、従業員側の事情(従業員の確保ができないから)と聞いている。

 

 

2.     まさご座の活況

 

 平日が空いているかと思って、あえて平日二日間に行ったが二日間とも客が多かった。以前とは変わり、最近は若い客も増え、平日といえどもお客がたくさん入っているようだ。

 エロポラやピンクルームが無くなったり、ドル箱であった桃色組もなくなったりとマイナイ面もみえるのだが、不思議と客入りは良くなっている。間違いなく儲かっている劇場に様変わりした。前は客入りが悪いから月の中を休んでいるのかなと思えたが、今は全くそんな感じでなく、月の中を休んでいるのが本当にもったいなく感ずる。

 

 まさご座の活況の特徴というのが、スト女が多いこと。

 女性の場合は1000円の入場料効果が大きいのかもしれない。

 そのためか、スト女から踊り子デビューするケースが多い。2017年4月にいずみまいさんデビュー(すぐに休業)、7月に竹宮あんさんデビュー、更に2018年10月にMINAMIさんデビューと続く。

 これが起爆剤になり、若いスト客が急激に増えている。

 

 これだけ客入りがいいのであれば、是非とも月の中も営業してほしいもの。

 名古屋銀映がなくなり、中部地区では唯一のストリップ劇場になった。(正確には北陸に芦原があるが)

 ストリップ劇場がどんどんなくなる中で、ストリップ客は残った劇場に集約されている。だから、今ではどこの劇場もけっこう客が入っている。ただ踊り子は仕事の場が少なくなり大変な状況である。だからこそ、残った劇場は生き残りもかけ、踊り子の仕事の場を確保してほしい。