ファミリーバドミントンの愛好家で、できる限り低いテンションでの張り上げを希望される方が一定数いらっしゃいます。
ウチのマシンでは最小の設定数値が10ポンドなので、「10ポンドが一番低いっす」とお答えし、張り上げてきました。
が、強い要望をいただき、さらなるローテンションでの張り上げを行いました。
バドミントンの張り上げはもともと「手張り」といって、マシンやクランプを使わずに巻き棒と目打ちだけを使って、人の力でテンションをかけながら張っていました。
その方法を応用すればできるだろうと確信していたので、先日張り上げを承りました。
まずは1ポンドの強さで引っ張る感覚を覚えるためにコレを用意します。

ボトルも含めて1ポンド(453グラム)くらいです。
これにストリングをくくって、何度も持ちあげながら、引っ張りの感覚を掴みます。

巻き棒です。
ただの巻き棒ではなく、

ちゃんとヨネックスから販売されている巻き棒です。
これにストリングを巻きつけながら引っ張りテンションをかけていきます。

フレームのセッティングやストリングの固定にはマシンを使いました。
1ポンドの力具合では、ストリングの伸度を活かせない感じだったので、
お渡ししたラケットには2ポンドで張り上げを行いました。
マシンに定滑車を付ければ常時均一のテンションが得られるはず。
今日から道具探しの旅が始まります。
うまくできたらまた報告します。