グロメットを割ってみると… | ガット張り専門店 Kiitos のブログ

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鈴鹿市営コートのすぐそばにある、ガット張り専門店 Kiitos のブログです。
日々おもう事を書き綴っています。

ジュニアや男子を主とする

ポリエステル系ストリングのユーザーさんの悩みの種ナンバー1は

フェイストップ部分での角切れです。

ダントツです。

 

特にVコアシリーズが多いように感じます。

人気機種なのでユーザー自体が多いのもありますが…。

 

簡単に切れないように、プロのストリンガーとしてできる工夫はすべてやっているつもりです。

それでもまぁとにかく端っこで切れることが多いです。

 

以前の記事にも書きましたが

https://ameblo.jp/stringer-kiitos/entry-12067129622.html

オムニの砂粒がグロメットとストリングの接点に入り込んで、ストリングに傷をつけてしまうことが大きな原因と考えています。

 

 

今回はグロメットの内部を割ってみたのでその写真を載せてみます。

 

まずはVコアSV100

 

 

グロメットホールの内側に砂埃や小さな砂粒が残っています。

 

 

続いてプロスタッフ97

 

 

こちらはわりとキレイです。

 

使用頻度や使用日数にほぼ違いはないので、こと2つを比較するとやはりVコアのが切れやすそうです。

 

 

VコアツアーFシリーズから、空気抵抗を少しでも減らす機能として

トップ部のグロメットホールの長さが短くなっていて

フレーム内側にツキ出す部分を非常に小さくしています。

 

 

ピュアドライブや、トップ以外の部分と比べるとこんな感じです。

 

 

僕はこの機能が、異物侵入の原因のひとつと考えています。

フレーム外側からだけでなく内側からも砂粒が侵入しやすくなってしまってるのです。

 

切れたガットを引き抜きながらはずす時、サイドやボトムはスッと抜けるけど

トップ部分はゴミにひっかかって引き抜きにくいときがほとんどです。

 

 

いまのところ予防策はあまりなくて、張り替えの時にきっちり内部を掃除するのみ。

1,2回で切れるのが続くようなら、グロメットの交換をおすすめしています。

 

 

今後も毎日、さらなる工夫を考えてまいります。

思考錯誤の報告をまたさせていただければと思います。