音読続けてますか?

リピーティングやってますか?

そろそろ慣れてきたけど、発音に自信がないなあという人は
今日紹介するやり方をやってみてください。

「オーバーラッピング」または「かぶせ読み」とも言います。

英文を見ながら、流れてくる音声と一緒に読む、というもの。

たとえば、キング牧師の"I have a dream."を題材にすれば、

 I have a dream.
 I have a dream.

上がCDの音声、下が皆さんの声です。
このように同時に言うのがミソなんですね。
(この図は次回も使いますので、よく覚えておいてください)

ポイントはやはりリズムとイントネーション
それと音声と同じように言うことも大切です。

最初のうちはついていけない部分があるとは思います。
たいてい、長い単語や発音が難しい部分(音がつながっている、固有名詞など)なんですね。
でもあきらめないでください。
それは伸びしろがあるということです。
そこが言えるようになったら、皆さんの発音は良くなったという証拠です。
発音できれば聞き取れるようにもなりますよ。

今回紹介するのは「リピーティング」

「音読」から一歩進みます。

自分で読んでいるだけでは自分の発音が正しいのか分かりません。
隣にネイティブがついていてくれるに越したことはありませんが、
そんな人は滅多にいないと思います。

普通の人はCDやネット上の音声を利用することになるでしょう。

そこでリピーティングのポイントですが、
(もちろん大きな声は基本です)
聞こえた音声をそのまま真似る
ことを意識してください。
特に、リズムとイントネーションに気をつけましょう。


オススメ教材はVOA(Voice of America)というニュースサイトです。
http://www.voanews.com/learningenglish/home/
タダで音声とスクリプトが手に入ります。
話すスピードがゆっくりなので初心者の方も安心。
興味のある記事から聞いてみてください。
朝の部

参加人数:4人

昼の部

参加人数:3人


内容:

月刊誌「ニュースで英会話」8月号より
"AKB48 Goes International"
というニュースを題材に
リスニング、スピーキングをやりました。

問題があるのでそれに解答し、
本分の穴埋め(問題は自作)。
いつものように3回聞きました。

答え合わせの後、音声を止めつつのリピートをやったり、
音読してみたり、オーバーラップ、シャドーイングも
このサイトで紹介したことはほぼ一通りやりました。
夏休みで時間もあるだろう(?)
ということで、
トレーニング法を再掲します。
例によって不定期になりますが、
お付き合いくださいませませ。


まず基本的な「音読」

英文さえあればいつでもどこでもできますね。


ポイントは、普段話す時と同じ大きさの声で読むこと。


音声があるに越したことはないですが、無くても大丈夫です。

すべての英文に音声が付いているわけではないですからね。


声を出しにくいところではまた別のトレーニングを紹介します。


追記:

管理人自身は、音読は語学の基本だと思っています。

黙読だけで十分、訳せたら十分と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
読んでて分からないところを音読してみると、以外に分かったりするものですよ。

特に文の構造が分からないときに有効です。


黙読は目だけを使いますが、音読はプラス口と耳も使いますから、
より頭に残りやすいということも言えると思います。
今回はこの5つ。

166. My nose is stuffed up.

167. She's mature for her age.

168. I'll drive you home.

169. Your nose is peeling.

170. You're good with your hands.


166.
'stuff'は名詞で「物、材料」などの意味がありますが、
動詞では「~を詰める」という意味になります。
受身で'be stuffed up'とすれば「詰まっている」なので
"My nose is stuffed up."
「鼻が詰まってる」と言えます。
人の「スタッフ」を意味する'staff'と間違えないようにしましょう。


167.
「ませている」って日本語でも説明は難しい。
単に「大人びている」だけではないですもんね、多分。
手元の和英で調べると'precocious'という単語が。
「発達の早い、早熟の、ませた」という意味。
ただ、これ問題があって、
'a precocious child'とは言えても
'The child is precocious.'とは言えない。
しかもちょっと堅い。
そこでもう少しフランクな(?)'mature'を使います。
意味は大体同じ。
さらに「年の割りには」を表わす'for one's age'を加えて
"She's mature for her age."
言えました!
めでたし、めでたし。


168.
'drive'は「<人>を~まで車で送る」という意味があります。
「家まで車で送るよ」は
"I'll drive you home."と言います。
'home'は副詞なので'to home'とする必要はないですよ。


169.
野菜などの皮を剥くための道具を「ピーラー」といいますよね。
そこから想像できるように、
'peel'は「皮をむく、皮がむける」という意味です。
"Your nose is peeling."では「皮が」と言っていませんが、
むけるといえば皮なので言わなくても分かるのでしょう。
「背中の皮がむけている」は"Your back is peeling."です。

ちなみに、'peal'という単語もありまして、
名詞なら「響き」、動詞なら「響く、響かせる」という意味です。
話すときには問題ないんですがね。


170.
「手先が器用」というのも言いづらい。
結論から言うと、'be good with your hands'なんです。
なので「手先が器用だね」と言いたいときは
"You're good with your hands."
となります。
'good with'の後に'people'が来ると「人とうまく接する」
'number'なら「数字に強い」という感じでしょうか。
重要表現で'good at'を習ったと思いますが、
こちらが「~が得意である」のに対し、
'good with'は「~を扱うのに長けている」というニュアンスだと思います。
'at'には「点」、'with'には「随伴」というイメージがあるので。



<復習コーナー>

彼はコンピューターおたくよ。(99)

僕の家は4人家族です。(100)

目が腫れぼったいわね。(101)

そう言ってもらえてうれしいです。(102)

このボールペン書き味がいいわね。(105)