6月のドリブルアカデミーのテーマは「割って入る」です。 今回のトレーニングは、「間を突く」をテーマにトレーニングしていきます。
【ポイント】
○相手と相手の間を広げる
○相手と相手の間、相手とラインの間を突く
○相手の動きを観察する
ドリブルというと1人をかわすようなイメージですが、1人もかわさずに2人の間を通過していくことができれば、1人かわすよりも効果的なシーンがあります。
数年前に「パッキングレート」という言葉が話題になりました。
ドイツで生まれたパスに関する評価指標です。
例えば、DFの選手からFWの選手に縦パスを出して、パスが相手FW2人・MF4人を通過したとします。
そして、パスを受けたFWが相手ゴール方向を向いたとすると、このパスは6ポイントとなります。
ドリブルにも転用されることがあるようで、何人の相手選手を越えることができたのか、どれだけ相手DFにダメージを与えられたかという部分に注目した指標です。
1人かわして1ポイントよりも、1人もかわさず2人の間を通過して2ポイントを獲得した方が効果的なシーンがあります。
そんなプレーを狙ってトレーニングをしていきたいと思います。