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これは介護老人保健施設(老健)で働く現役介護士が、実際に施設を利用しないと分からないルールや決まり事をご紹介するシリーズです。
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シーツはいつ交換しているの?
シーツ、枕カバー、掛け布団カバー(まとめてリネン)は、最低一週間に一回交換しています。
後は必要時、失禁等があった際の不定期交換です。
交換の時間帯としては、利用者様が起きられている時間がほとんどです。
寝たきりの利用者様に関しては寝たまま交換したりもします。
施設によっては防水シーツが常にセッティングされ、他のリネン類と一緒に交換する所もあります。
この防水シーツ、介護施設における用途はずばり「尿失禁や便失禁でベッドを汚さないようにするため」です。
なので、防水シーツが標準的に設置されていない施設でも、特定の利用者様だけは設置していることや、ご家族に購入をお願いすることがあります。
当たり前ですが、一週間に一回交換していても、利用者様が入れ替わる際はその都度の交換です。
また、掛け布団には夏用と冬用があり、年に一回は掛け布団ごと交換しています。
ベッドは介護用ベッドです。
電動でベッドが上下したり、サイドレール(いわゆるベッド柵)が付いていたり、ロックを外すと動かせる車輪があったりします。
リネン交換時は出来るだけきれいにシーツを張れるよう、サイドレールを外し、車輪のロックを外します。
このサイドレールやロックを戻し忘れて、事故になりかけることが稀にあるので注意が必要です。
10年前はリネン交換=介護士の仕事でした。
実務者研修でもリネン交換のやり方を学びました。
「シーツのシワが一つあれば、利用者様に床ずれ(褥瘡)が出来てしまうので気を付けましょう。」
そう教えられ、練習用のベッドで何回も何回もリネン交換をしたことを思い出します。
ただここ数年、介護職の人手不足が声高に叫ばれるようになってからは、清掃専門の職員さんを雇って、リネン交換の大半を任せることが増えた感じがします。
とは言っても、
・夜勤で介護士しかいない
・利用者様が失禁されてシーツも濡れている
こんなケースはざらにあるので、一人前の介護士にはリネン交換のスキルも必須です。
真冬なんてリネン交換をしていたら、静電気がバチバチなので、個人的には少し苦手な業務ですが……
次回に続きます。





