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『自分の方が相手より上』初めて会ってから数回の会話で、
そういう態度を示してくる人がいます。
いわゆる『マウンティング』を取ってくるタイプの人間ですが、見た目や話し方などの浅い情報から判断する人も多く、あからさまな態度や上から目線から世間的に敬遠されがちです。
しかし、こういう人達が重宝される場所が存在します。
今回はそんな場所の一つである通信制大学の話です。
通信制の学校には『スクーリング』があります。
学校に通う日のことです。
もちろん通信制大学も例外ではありません。
ただ、新型コロナウイルスが猛威を振るう近年は感染防止の観点からか、オンライン授業で実施されることが多くなりました。
オンラインは自宅で授業を受けられる等のメリットがある反面、カメラに映っているので、常に教室の最前列にいるのと一緒とか、現場にいないため『空気を読む』のが難しい。といったデメリットもあります。
そして『ただ講師の話を聞いている』という形式の授業は、退屈な上に学習効率も良くないため、グループワークが多用されがちです。
このグループワーク。
色々な意見を聞けるという点は正に学習の醍醐味なのですが、意見をまとめて、仕切って、発表して‥というのが割と骨が折れる。
特に一日授業の際なんかは十回近くグループワークをする日もあるので、それだけでクタクタになってしまいます。
そんな時に重宝されるのがマウンティング人間です。
『その場を仕切る』という、明らかに場の上位になれるポジション。
嬉々としてやってくれる人が多く、とてもありがたいです。
中には責任感だけで仕切って下さる優しい人もいますが‥
マウントを取る人は大体、より上の位置にいる人に良く思われたいという気持ちがあり、その人に評価されるために動きます。
大学で言うと講師で、評価を取るための行動とは良いディスカッションを行うことなので、張り切ってグループワークをしてくれます。
ただ、同じマウンティング人間でも次の二つのケースはありがたくなく、はっきり言うとかなり迷惑です。
一つ目のケースは覚悟がない人間の場合。
マウンティング人間の中には「責任を取りたくない。」と言う人が一定数いて、その人たちは全く仕切りません。
仕切らずに、相手を否定したり、自分の意見を押し付けたりしてマウントを取ってきます。
自分の正しさを証明するためだけに、自分の意見を曲げたりするので建設的な議論にならず非常に厄介です。
二つ目のケースはマウントを取る人が複数いる場合。
最低でも序盤はマウンティング合戦が繰り広げられ話し合いになりません。
最悪なのは複数人の戦闘力が拮抗している時で、一日中、マウンティングの取り合いです。
意味のない時間を送ることになります。
こういうケースに会った時はどうすれば良いか?
一番現実的でハードルが低いのは、マウンティングに振り回されず、授業で出る課題をクリアするための材料を黙々と集めることです。
軌道修正を行える方は試みたら良いと思いますが、失敗すると合戦に巻き込まれます。
マウント合戦の中で課題、レポートに書けそうな意見をメモり、パソコン等でひっそり、本来ディスカッションするべき内容を調べるのもありです。
あくまでも通信制大学のオンライン授業という条件下での話ですが、折角授業を受けるからには有意義に過ごしたいものですね。
とは言え通信制大学は勉強するために、社会人になってから通う人が多い大学なので、マウンティング人間でも勉強熱心な人がほとんどです。
大半のグループワークはその人達のお陰で、スムーズに進みます。
とてもありがたい存在です。
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