今回はかなり長文ですよ~。
一夜明け
静かな朝が訪れた。
特に朝陽を撮影する予定もなかったので
普通に目覚め宿を散策。
到着する際に
玄関辺りの雰囲気が良かったので一枚。
G7伊勢志摩サミット
の議長国会見が行われた中庭
とのことだったので散策してみることに。
思ったより狭く
平坦な場所が少なかったので
会場作成や撮影のマジックを感じたよ。
朝の静かな入り江を航行する
船の音だけが聞こえて来る非日常。
静かに朝食の準備を整えるレストラン。
どこに居ても変わらぬ花たち。
同じ養殖でも
真珠と思えば貴品さえ感じる入り江。
旅立ちを感じた桟橋。
ピーター・ラビットを想像した水場。
そんなこんなを楽しみながら散策を終えた。
この日も長距離を移動することもあり
食事を終え身支度を調えたあとは
出発することにした。
最初に向かった先は
志摩
の景色を望むには絶好の
横山展望台
天空の展望台がイイ感じ♪
天空の展望台からの景色は
よりスッキリとしてイイ眺め♪
あいにくの空模様だったが
雨が降ってる辺りが
霞のグラデーションになってて
それはそれで良かったよ。
簡単には対岸まで行けない
入り江の複雑さや美しさが実にイイ♪
更に奥に展望台があったので
そこから撮影するも
違いはほとんどない。
( ・_・;)
まぁ
被写体までの距離があるから
そうなるわな。
帰りは空中回廊があったので
そちらから戻ることに。
景色と回廊の雰囲気が実に良かった♪
途中カップルが
高さが足りなくてイマイチだね。
なんって言って写真撮ってたから
上の回廊から撮ってあげたら
いたく感動してくれたのが嬉しかったよ。
志摩
の景色を楽しんだあとは
本日の目的地へと向かう。
距離にして200km弱。
向かった先は
高野山
ずいぶん山の上なのに
その辺りだけ妙に栄えてたのが印象的。
弘法大師
が最初に開山した
壇上伽藍
辺りから散策開始。
ずいぶん立派な
中門
から入ることに。
819年に建立され
焼失して基礎のみだったけど
2015年に再建されたそうだ。
ずいぶん最近の再建なんやね。
中門
から見えるは
金堂
門をくぐるといきなり階段だったり
大きな燈籠があったりと
独特な雰囲気を感じたよ。
僧侶が修行の際に集まる講堂
とも言われていて
実際に一人の僧侶が教えを受けていた。
819年に建立され
何度か焼失し
1932年に再建されたそうだ。
左手には
六角経蔵
1159年に建立され
焼失ののち
1934年に再建されたそうだ。
経典が収められているらしく
基礎辺りに取っ手が付いてて
時計周りに一周回すことで
一切経
を読経したことになるらしい。
なので
家内と二人で回しました。
(^_^)ゞ
時計周りに進むと
鐘楼
複雑に幾重にも重なる造りが見事であり
重厚感のある建物やったよ。
その奥には
西塔
二階部分が丸くなってるのと
木の地肌そのままの姿が
渋く迫力さえ感じる建物だった。
弟子の
真然
が886年に建立したそうだ。
何度か焼失してて
1937年に再建されたものなんだって。
正面からの佇まいなんて
とても良くない?
ぐるっと回って
根本大塔
816年に建立され
1934年に再建されたらしい。
こちらも二階部分が丸く
こちらは塗りが施され
現代風な建物やったよ。
少し東に進み左から
愛染堂
大会堂
それぞれ1334年、1175年に建立。
1848年、1843年に再建。
木の奥から望む
大会堂
更に東には
東塔
同じく二階部分は丸く
根本大塔
より渋く
西塔
より現代的な雰囲気。
1127年建立で
1984年と最近再建されたそうだ。
更に東に進むと
蛇腹路
があり
その先に
金剛峯寺
緩やかな石段と
両脇にある木々
その奥にある正門や塀の雰囲気は荘厳。
1862年建立で
1869年に
興山寺
と
青巌寺
が合併し
金剛峯寺
となったらしい。
はしごが立て掛けられているが
工事中と言うわけで無く
この状態が常みたい。
屋根に味噌樽みたいなのがあったのも印象的。
消防のための水を貯めてるのかな?
こちらの
正門
と
鐘楼
もかなり立派やった。
金剛峯寺
の彫り物があまりに見事だったので一枚。
顔の部分だけが陽に当たり
浮き出たように見えたよ。
ありゃ魂入っとるわ!
お腹も空いたので
中には入らず
東門
から出ると
そこの眺めも良かった♪
出た辺りにお店がいくつかあったので
遅めのお昼にします。
この日はうどんが食べたく
梅と高野豆腐が入ったうどんにすることに。
お腹が空いていたこともあり
とても美味しゅうございました。
そこから
奥の院
までは距離があったので
車を取りに行く途中で気になる景色を何枚か。
お寺が多くて
とてもじゃないが全部見て回れない。
何日か見て回らないと見られない程やったよ。
遂に本日のオーラス
奥の院
あまりに距離があったので
途中から入りました。
たくさんの灯籠が並び
それだけでも圧倒される雰囲気。
中には
戦国時代の武将のお墓の数々だけでなく
地元の名士のお墓や
個人のお墓
企業の寄贈したお墓まであったよ。
調べると
戦時下において
企業=家
的思考のもと
企業がお墓を建てたらしい。
今では考えられない思考かもだけど
当時としては理解出来る気がする。
少し余談も入ったけど
戦国武将の数々のお墓が眠るこの場所に
もの凄い雰囲気を感じた。
そして
一番奥にあるのが
弘法大師
が祀られる
奥之院
手前に掛かる
御廟橋
から先に足を踏み入れると
撮影禁止
私語禁止
脱帽
が求められる。
ココがギリギリのラインやね。
ちなみに
奥之院
には提灯が寄贈出来るんやけど
一つ百万円から!
大きくなると二百万円だって!
せっかくだから大きいの一つ寄贈しました!
んな訳ない。
いや~
高野山
堪能した!
時刻は16時を回り
帰りのフェリーの時刻もあるので
名残惜しい気もするが出発します。
最後に入口にあった
大門
を撮り忘れていたので
カメラに収めました。
高野山
に着いて最初に見たのがこの門やったけん
写さんわけにはいかんやろ。
それにしても迫力あるわ~!
もう満足!
その後は渋滞もなく
順調に
大阪南港
に到着し
出航を待ちます。
出航の時間が迫るに連れ
旅の余韻も高まる。
見慣れた景色も
どこか寂しげに見えてくる。
離岸するフェリーと
そこに留まり続ける桟橋。
いよいよお別れやな。
さらば紀伊半島!
さらば大阪!
とても満足した思い出を胸に
この日もレストランで
酒を吞みまくる二人であった。
( ´艸`)
翌日は家路に着くだけ。
でも
ちょっと寄りたい所があるので
そこに寄って帰りま~す♪
そんじゃ!
つ・づ・く