ウルトロ日記 -3ページ目

ウルトロ日記

我が家の愛猫トロがリンパ腫に!!その闘病生活の記録。

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御礼参り7

奥さま、言葉が溢れて止まらない。
先生に渡す予定のなかった写真まで出し始めた。
愛娘自慢。
僕も「先生もお忙しいのだから」と口にしつつも、こんなかわいい顔や仕草があったんですよ、と自慢したい気持ちを抑えるのに懸命だったのは内緒だ。

少し気持ちが軽くなることも聞けた。
猫が白血病ウイルスキャリアの場合、頑張っても5年、エイズの場合でも10年が天寿となるそうだ。

トロは4年11ヶ月と358日で虹の橋を渡った。
神様から5年という期限を付けて我家に出向し、ギリギリまで任期を全うして天国本社へ帰任したのだ。
その間、僕らに幸せをたくさん運んでくれた。
今頃、大出世してるよね、トロ?


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御礼参り6

先生にはトロばかりでなく僕らも救われたのだ。

親バカもいいところだが、奥さんが感謝の気持ちを綴った手紙と数枚の写真を渡す。

奥さんが強制給餌を止めるタイミングについて尋ねる。
トロが逝く日の朝まで給餌していたことが、ずっと気に掛かっていたのだ。
そんな心の重しを背負わせたのは僕の責任。
トロは120%回復すると信じていた僕が体力の衰えを少しでも遅らせようとしたから。

ごめんね、トロ。
ごめんね、奥さま。

トロの写真を見ながら「口の周りが茶色いのがかわいいですよね」と先生。

そう、泥棒ヒゲがトロのチャームポイントなんです。
さすが、先生!お目が高い!


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御礼参り5

16日 18時頃、病院へ。
土曜の夕だというのに駐車場は混雑気味。
院内はもっと混んでいる。

受付でアポイントある旨を告げ、先生を待つ。
30~40分程待っただろうか、僕らが診察室へ呼ばれる。

先生と僕らの3人。
10月4日 トロが逝ってしまったことを報告。
先生は結果が出なかったことを残念がったが、僕らは感謝の念で一杯だ。

トロの腫瘍が再発した後、僕ら夫婦はそれぞれ先生に電話で相談を持ちかけた。
先生はお忙しい中、じっくり僕らの話に耳を傾けてくれた。
そのことが、どれだけ僕らを救っただろう。
統計的にどれだけ厳しい結果が予測されるとしても、言葉一つで救われることもある。


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御礼参り4

8月25日に退院してから、わずか1ヶ月と少しばかりでトロは虹の橋を駆け足で渡って行ってしまった。

あまりにめまぐるしい展開に僕のアタマはまったくついて行けない。
何が起こったのか、認識出来ていなかったし、今もって現実感に乏しい。
右手にはトロのモフモフした毛の感触が残る。

まだまだトロを抱っこしてあげられる。
そんな希望溢れた前回のお伊勢参り。

今はもう、玄関を開けてもトロは出迎えてくれることはない。
すっかり高くなった秋空を見上げ「トロ」と小さく声にしてみた。
周りのひとの目には、さぞ奇異に映ったことだろう。

二日続けてのお参りを済ませ、僕らは病院へ向かった。


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御礼参り3

明けて16日 ホテルをチェックアウトした僕らは再びお伊勢参りへ。

朝一番に病院へ伺いたいのだが、土曜は忙しくなるとのことで17時以降でアポイント。

この日はお昼頃に伊勢神宮到着。
前日とは打って変わり、秋晴れの空が美しい。
参拝客も更に増え、おはらい通りを埋め浮くす。
それに比例するかの様に屋台も増えている。

誘惑に駆られ、右に左に僕らはお店へ吸い込まれる。
ちょっとしたつまみ食いが楽しい。

歩き疲れカフェへ入る。
五十鈴川を眼下にテラス席で一息。

8月、同じようにこの場所に居た。
その時は、まさか、これほど早い時期にトロが僕らを置いて行ってしまうとは想像だにしなかった…