物事には程良い加減があって、それを超えれば足りないのと同じ。


ことわざの中でも最高に馴染み深いものの一つですが、


スプレーの威力にスッカリ酔いしれてた私は


これを全く考えてなかったんですね~。


だから、皮膚が乾いて指の間の皮が剥けて来た時、


その状況を冷静に分析しようとは思いませんでした。


若干の痛みさえも「白癬菌の断末魔」と解釈して


完治は目前とばかりに喜んでいたのです・・・。


しかし、この状態がさらに進み、指の付け根がパックリ割れて


どう見ても「傷口」のようになって来てから


初めて「はて?どうもおかしい」と感じはじめました。


出血はなかったものの、生々しさタップリなので


その見た目には我ながらゾッとしたもんです。


そこで、スプレーを使い過ぎたのでは?と、やっと気が付き


しばらく使用をやめて様子を見てみることに。


ただ、この「様子見」も、今にして思えば良くなかった。


なぜなら、薬で抑えられていた「白癬菌」が


前のような勢いを盛り返してきたからです。


つまり、スプレーの使い過ぎで傷ができた足の指に


水虫が戻ってきたという・・・何と言うか、非常に凹む状況。


でも、落ち込んでばかりもいられないので


焦って次の手立てを考える愚か者の私なのでした。


さてさて、その作戦とは、一体?!

さて、スプレー式の水虫薬は「快感」とさえ言える威力を発揮して


まず最初にもたらされたのは、変な湿り気が消え失せたこと。


サラリーマンですから、どうしたって仕事のある日は


朝から晩まで革靴を履いてるわけです。


休みの日だって、出かけるとなれば、革靴とはいかないまでも


スニーカーに足を突っ込んで歩き回ったりします。


当然ですが、靴下を履いていて、これが結構な蒸れ具合。


ご存知のように、白癬菌が超ハッピーになる環境は


適度な湿度と閉塞性のある空間。


この当時の私の足は、水虫の苗を植えた田んぼ状態だったでしょう。


そんな状態だったから、悪化することはあったとしても


快方に向かうなんてことがあるはずはない。


そこに革命を起こしてくれたのが、スプレー薬だったんですね。


使って3日目で皮膚がサラサラしてきました。


1週間も経った頃にはウェッティな感じはなくなって


逆にちょっと乾いてきてるみたいな・・・。


「これは効果テキメン!」なんて思ってガンガン使ってたんですが


しばらくすると皮が剥けてきて「ハテ?」と考えたものの


「これは白癬菌はドンドン死んでってるんだ、きっと」


と、全く都合の良い解釈をしたのが、今にして思えばいけなかった。


この後、私は修羅場を見ることになるんですが、


そのお話は、この次にタップリと。

にっくき水虫を屈すべく、色々な手を使っていた私ですが


乾燥作戦~皮膚科受診~ヨードチンキを経て


その次に展開したのは、市販されてる水虫薬を


片っ端から買ってきて試すこと。


しかし、実際にやり始めてみると、これが実に種類豊富で


薬局の人に話を聞くものの、どの薬が一番効くのか


皆目見当もつかない有様。


とにかく水虫薬には違いないので適当に選んでトライ。


水虫に良いとされる薬品は、やはり塗り薬が主流のようで


バリエーションもダントツのトップクラス。


ただ、塗り薬にも大きく分けて何種類かのスタイルが。


スプレー式に液体状、クリームタイプがポピュラーです。


即効性がありそうなのはスプレーに思えたので


最初はいかにも攻撃的なスプレーをチョイス。


家に帰って早速指の間に「シュッ」と吹きかけてみました。


使い心地は非常に良く、患部がベタつくこともない。


吹きかけた部分が、成分のせいかスースーするので


非常に爽やかな快感も得られます。


これで後は、効き目さえ現れてくれたら


もっと気分が良かったでしょう。


実際、使い始めは白癬菌も確実にたじろぎました。


だけど、本当の戦いはここからだったのです・・・。