ジーパンのことを語りつつ、「藍染」のウンチクを調べてたら


なんとまあ、奥の深い話になってきちゃいました。


さて、染料の種類は豊富だったにも関わらず、


ジーパンを染めるのに「インディゴ」が使われたワケとは?


察しの良い人ならば、もうお分かりの通り、


それは「防虫効果」や「殺菌作用」にあったんですね~。


ジーパンの「インディゴ」を含めて「藍染」という手法は


染まった色が酸化してキレイな青が発色します。


つまり、あの味わい深い色は、化学反応の賜物なのです。


それが証拠に、染めた直後は緑色っぽいらしい。


そんでもって乾かしながら、酸化させてはまた染める・・・。


そんな行程を何度も繰り返すんだそうですじゃ。


乾燥・酸化の連続によって「藍染」が完成するんですが


計算なのか偶然なのか、副産物みたいな格好で


得られたのが虫を寄せ付けない素晴らしい効果。


これは数々の科学的な実験で、実証されたことなのです。


ネ?額に汗して外で働く肉体労働者としてみれば


こんなにありがたい染料もなかったってことですよ。


よって、アメリカ全土で労働者の服を染めたのは


インディゴに限られていたという、これぞまさに自然の知恵。


でもね、ここで残念なお知らせが一つ。


偉大なるブルージーンズを誕生させた「インディゴ」ですが、


現在は合成染料が取って代わり、ほぼ使われてない状態。


ホンモノのインディゴで染めたジーンズを買おうとしたら


その価格は効いてビックリ数十万円!!


プレミアなんてもんじゃない、ぶっ飛びプライスでございます。


そして、ところ変われば品変わるなんていいますが


この日本でも「藍染」は古来とても重宝されていたんですね~。


ここまで来たら止まらない、次回は日本編の始まり始まり!

さてさて「インディカン」で、思い出したことについての続きをば。


「インディカン」と来れば、すなわちはジーンズの「インディゴブルー」。


地球をぐるりと半周し、やってきたのは「自由の国」アメリカ。


この広大な土地の住人たちのシャツやズボンを染めたのが


後に全世界へと広まっていく「インディゴ」という顔料だったのです。


そして、この「インディゴ顔料」を作るための原料とされたのが


「インディカン」を含む「藍」だったんですね。


ただ、この「藍」から作った染料は、そのまま使っても青くならない。


何度も同じ行程を繰り返すことで、あのすんばらしい色が出る。


誰でもブルージーンズのの1本や2本は持ってると思いますが


アナタが愛するお気に入りのジーパンも


こんな地道な作業によって、味わい深い色に染まってるのです。


しかも、ジーパンというものは、穿き込むごとに色落ちして


何ともいい感じの風合いが出てきますよね?


あれも「インディゴ」の大きな特徴になっていて


と、いうか元々は染料としての「藍」が持つ「欠点」でもありました。


だって布を染めるためのものなのに、色が落ちたらダメでしょー。


今でこそ「この色落ちが何とも渋くて・・・」なんてことを言いますが


昔の人に言わせれば「すぐに色あせちゃうからな~」のはず。


それが証拠に、アメリカでインディゴを使って染められてたのは


肉体労働系というか、作業着のような衣類ばかり。


先端ファッションのルーツが労働服ってのも皮肉ですよね。


だけど、当時は藍以外に染料がなかったんでしょうか?


イヤイヤ、そんなこたーありません。いや、染料はありました。


それじゃ、何でわざわざ色落ちする「藍」を使ったのか・・・。


謎が謎を呼ぶ「藍染」を巡るミステリー、


いよいよ次回はクライマックスに突入するのか?!

私は元来、勉強が大嫌い。


調べ物なんてのは、よほどのことがないとやらない行為です。


が、大活躍中の「水虫快足」の色が「藍染」によるもので


その「藍」に何やら不思議な効能があると聞いたら


調べてみずにはいられなくなっちまいました。


というわけで、今日からの数回は「藍」と「藍染」について


徹底的に検証してみようと思ってます。


最初にハッキリ言っておきますが、大変勉強になりますよ。


何せ、普段は怠けることしか考えていない男が


本気で取り組むことなので、限度ということを全く知らない。


論文を書くくらいの勢いで突っ走りますので


少しでも興味がある人は、おいて行かれないようにご注意を。


それでは、早速始めましょー!


まず「藍」というのは「インディカン」と呼ばれる物質を含む


植物の総称だそうで、この「インディカン」が何かの拍子で


複雑な化学反応を起こした結果、


あのように深くて美しい「藍色」が出現するらしい。


しかも虫が嫌う成分や、消毒効果すら備えているみたいです。


キレイな花にはトゲがあるなんて言葉もありますが


キレイな「藍」は虫を退治するってところでしょうか。


そう言えば「インディカン」で思い出したことがある。


・・・けど、長くなるので次回へ続く。