放送作家集団『ストレンジャー』ブログ by ウノプロダクション -93ページ目

#541『貴方は並びますか?』

ある女性が買い物を終えてスーパーから出てくると、とても長い葬送の列に出くわした。

先頭には2つの棺、そしてその後に女性だけが200人近くも続いて歩いていたのである。

あまりにも不思議な光景だったので、女性は喪主と思しき、自分と同年代の女性に尋ねた。

「あの...このようなご不幸のときに不躾とは思いますが、いったいどなたの葬列なのでしょう?」

喪主の女性はちらりと目線を上げ、静かに答えた。

「実は...先頭の棺は私の夫です。長年可愛がっていた飼い犬に噛まれて死んだのです。」

「まあ、それは何と不幸な...」

女性が驚くと、喪主は言葉を続けた。

「2番目の棺は夫の母親です。彼女は夫を助けようとして、やはり同じ犬に噛み殺されたのです。」

その言葉を聞くと、女性は遠慮がちに言った。

「あの...もしよろしければ、そのワンちゃんを貸して頂けませんか?」

すると喪主の女性が答えた。

「では一番後ろにお並びください」

あなたは並びますか…?

放送作家 写六家

ウノプロダクション株式会社
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#540『同じ過ちは繰り返さない』

「同じミスを繰り返すな!」なんて言葉、

親から先生から上司から言われた経験ってないですか?


でも人ってそんなもんですよね。

初めて底なし沼に遭遇して
ちゃんと避けて歩ける人は多分一生ハマることはないですよ。

なぜなら普段から足元を注意して歩ける人だから。
生まれつきそういう性質だから。

同じミスだから繰り返しちゃうもんなんです。


最近またやらかしてしまいました。女性関係です。

簡単に言うと8割ぐらいまで関係を温めていたにも関わらず、

最後躊躇してしまい横取りされたパターンです。

このパターン、実はこの4年で3度目です。


「なんでそんなことなるん?」と思っているあなた!…正常です。

共感してくれる方はおそらく私と同じ病気です。

草食系なんて安易なことは言われたくないですよね?

我々の抱えている闇は意外と複雑で面倒なんです。


今回3度目の同じミスを犯したと知ったとき、
悲しいのと同時に少しホッとしました。

これでまた気楽な日常を送れると…。

なんだか4度目のミスを迎えに行っているようで、
自分に組み込まれたプログラムの正確さにただただ感心する日々なのです。


放送作家 西見波二

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#539『石橋イズム』

ブリジストンタイヤの創業者であり、貼り付け式ゴム底足袋の考案者し、

大正から昭和にかけ活躍した石橋正二郎。


石橋は久留米商業学校を卒業後、成績優秀ではあったが進学せず、

父親の希望で兄とともに家業の足袋製造業を継いだのである。


事業を拡大させる為、雑多な製品を扱い、
職人の技術に頼る仕立物業に見切りをつけ、

足袋製造を専業とすることを決断。

また、多くの労働者が必要なことから、昔からの徒弟制度を排除し、

給与制度に切り替えるなど経営の合理化にも図った。


家業を合理化にする時、父親と意見が合わず揉めたが、

「酒やタバコはするな。若い時の苦労は買ってでもしろ!」
という父親の言葉は守り通した。


ゴム素材を扱う機会も増え、
次第に石橋の興味はタイヤの製造へと移っていった。

そして、1931年「ブリジストンタイヤ」と社名し、タイヤ生産を始める。

一代で石橋財閥を築き上げるのである。


そんな“石橋を叩いて渡った億万長者”と呼ばれ、
成功した男のプレミアムワードがこれである。


「生活向上に役立ち、人の幸せを増やす製品を作ることが成功の基」


他人の幸せを満たせば、自分も幸せになせる。

作家としていつか見ている人が幸せになれる番組に携わりたい…。


放送作家 石川心水

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