放送作家集団『ストレンジャー』ブログ by ウノプロダクション -188ページ目

#74 『普通じゃないもの 09』

「モロー博士の島」という小説をご存知でしょうか。


 

19世紀、船の衝突事故により、とある島に辿り着いた一人の男。

彼がその島で見たのは、異様な姿をした、人に似た生き物たちだった。

その生物を作り出したのが、マッドサイエンティストのモローという人物。

 

彼はこの島で、様々な動物のパーツを組み合わせ、

人間のような姿に改造し、知性を与えるという恐るべき実験を行っていた…。

 

「タイム・マシン」や「透明人間」で有名な小説家、
H・G・ウェルズによる作品なのですが、

猿や犬などの顔をした異形の獣人など、なかなかグロテスクな表現もあり、

その後の島の支配をめぐっての
めまぐるしい展開も含め、非常に面白い作品です。

 

さて、「自分もモロー博士のような実験をしてみたい!」、

そう思ってしまったマッドサイエンティスト予備軍の皆さんに朗報です。

 

実は、それを可能にしたゲームが発売されていたのです。



プレイステーション用ソフト「パペットズー・ピロミィ」 1996年

 

タイトルと表紙を見る限り、
すっごくファンシーな雰囲気の感じられるゲームですが、

このゲーム最大のウリは、

積み木遊びの感覚で、様々な動物のパーツを組み合わせ、
自由に動物を創る…!

 

リスなどの小動物から、果てはティラノサウルスまで、

ありとあらゆる動物たちの頭・胴体・足・尾を、自由自在に合体!

その結果誕生するのは、ゆるキャラも真っ青のクリーチャーの数々!

ゲーム内では、作り上げたバケモノ、もとい動物たちを、

大自然の中で悠々自適に生活させることもでき、
その様子を観察するのも楽しみの一つです。

 

「春の陽気に誘われて、ちょっくら新しい動物でも作ろうかな…」

最近、そんなことを考えていたアナタ!

是非とも、プレイされてみてはいかがでしょうか。

 

と、いろいろ述べさせてもらいましたが、

このゲームの真の恐ろしさは、実はまったく別のところにありました。

それは…、このゲームのジャンルが「幼児教育ソフト」だということ。

 

放送作家 栗子じょん

ウノプロダクション株式会社
放送作家集団ストレンジャー
http://www.unopro.co.jp

放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
http://www.unopro.co.jp/housousakka_prj.html

♯73 ハンカチ世代とまで呼ばせた男の今《前編》

日本ハムの斎藤が今季初登板でKO。
かつてライバルと言われた田中すでに海の向こう。
この差はいつからできていったのだろうかあの夏、二人は同じ場所にいた。
それでもわずか斎藤のほうがリードしていた。

今振り返ってみても、2006年の甲子園は面白かった。

勝とうが負けようが、打たれようが抑えようが
エース大嶺を絶対誉めない伊志嶺監督の八重山商工。
帝京・前田vs智弁和歌山・高嶋の名将対決は
9回の表裏の攻防でありえないことがいつくも起こった。
横浜戦で謝敷、
中田が連続ホームランを放った強力打線の大阪桐蔭。
その中でも優勝候補筆頭は、エース田中将大を擁し、3連覇を狙う駒大苫小牧。

物語の主役と成りうる選手たちがそこら中にいた。
まるで漫画のような甲子園。

鮮明に記憶している。
早稲田実業は最初から
そんな注目されたチームではなかった。
荒木大輔以来の…、と言われていたぐらいで。
それが勝ち進むにつれ、マウンドで自身のポケットから
取り出したハンドタオルで汗を拭う姿が注目された。
ベスト8あたりからだろうか、
その斎藤祐樹についた名前は、ハンカチ王子。
決勝はご存知、延長15回の引き分け再試合。
その再試合は接戦の末、斎藤渾身のストレートで
バッター田中将大を空振り三振にとって二日間に渡る歴史的決勝戦を締めくくった。

いつしかこの世代は
ハンカチ世代と呼ばれていた。


後編に続く

放送作家 広田山

ウノプロダクション株式会社
放送作家集団ストレンジャー
http://www.unopro.co.jp

放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
http://www.unopro.co.jp/housousakka_prj.html



#72 『偶然か意図的か』

この間、街を歩いているとなんとも目を引く看板があった。

 


「たばこジュー」

 

怖いっ!!

 

恐らくは、たばことジュースが売ってあるだろうお店。

しかし、看板は、ジュースの「ス」の文字が完全に抜け落ちている。

 

これは、偶然にしては、出来過ぎてはいないか。そう疑ってしまう。

 

この辺に住む子供達は、友達と待ち合わせをする際

「たばジューに1時ね!」なんてことを言っているのだろうか。

 

そして、中学生くらいになりボキャブラリーが増えると、

「根性焼き屋」

なんてネーミングをつけてクスクス笑ってるんでは、なかろうか。

 

そんな事を思いながら、
日々ニヤニヤしている僕にどなたか、たばこジューしてやって下さい。

 

放送作家 マーク若葉

ウノプロダクション株式会社
放送作家集団ストレンジャー
http://www.unopro.co.jp

放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
http://www.unopro.co.jp/housousakka_prj.html