放送作家集団『ストレンジャー』ブログ by ウノプロダクション -102ページ目

#487『ナゾ翻訳』

邦題とは、外国の本や映画、楽曲などを日本語でつけ直したもの。

最近は横文字への抵抗が少なくなってきたため減ってきたが、

ちょっと前までは邦題がつけられた作品が数多くあった。

 

あまり馴染みのない言葉を日本人に
分かりやすいようにつけられたものもあれば、

正直何だこれ?といったものまで様々ある。

 

例えば最近だと、「ハリーポッターと賢者の石」。

原題は「Harry Potter and the Philosopher's Stone

これは「Philosopher's Stone」といわれても
ピンとこないし、分かりやすい邦題だと思う。

 

ひどいと思ったのが、

Red Hot Chili Peppers(レッド ホット チリ ペッパーズ)
の「Warped」という曲。
邦題は「レッチリの電撃ワープ」。

Warped」は、ひねくれた、曲がった といった意味。

レッチリはRed Hot Chili Peppers
日本での呼ばれ方というか、愛称のようなもの。
ただ、曲のタイトルにバンド名を入れる意味が分からない。

電撃はどこから来たのかすら分からない。

しまいには、原題である「ワープ」といってしまっている。

それならば「ワープ」でいいのではないか?

 

うーん邦題って難しい。

 

放送作家 テイネアフロ

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#485『あの童話の真実』

ヤフーニュースのある記事に目を奪われた。
「走れメロスは、走っていなかった」

ある中学生が自由研究として、「走れメロス」を検証したらしい。
メロスは友人を救う為、王様からもらった3日間の内、
初日と最終日を使って、10里(約39キロ)の道を往復する。
その往復にかかった時間を文章から推測し、計算したというのだ。

その結果、なんとメロスの平均速度は時速3.9キロ!
確かに道中様々な困難があった事は知っているが、それにしても遅すぎる!
これでは「小走りメロス」だ…

「セリネンティウスよ…私は走ったのだ…」
学生時代、僕が感動したこの名台詞はなんだったのか。

中学生の知的探究心が暴いた「走れメロス」の真実。
この研究は、全国コンクールで見事入賞した。
当たり前だと思っていた事にも疑いの目を向ける。
その大切さが分かった話だった。

企画のネタは、何処に転がっているのか分からない!
どんな事にも驚きと発見を求める放送作家として、
こんな小さな記事にも注目していきたい。

放送作家 写六家

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#482『現代絵画の鉄人』

現代花鳥画の第一人者と言われている日本画家・上村松篁。

戦後は日展を離脱し、「創造美術」結成に参加。

写真に基づく多くの名作を残し、文化勲章も受章している。


母親は美人画家として名を残した上村松園。

その長男として生まれた松篁は、幼少から動物や植物が好きで、

金魚や鳥を眺めながら写生に励んでいた。

しかし、「絵の指導方法は時代によって違う」と、
母親からは指導を受ける事は出来ず、

一心不乱に絵に打ち込む背中を見つめるだけだった。


13歳の時、正月料理用にと自宅へヤマドリが届けられると、
松篁は夜更けまで写生に没頭。

夜中に起きた祖母から「早く寝るよう」と叱られるが、

母親は「好きなようにさせてあげて」とかばってくれた。


繊細かつ優美な花鳥画で、独自の品格あふれる世界を描いた

上村松篁のプレミアムワードがこれである。


「人生とは探検みたいなもの」


徹底的に花と鳥を観察した松篁にとっては、日々が発見に満ち溢れていた。


自分の好きな事に没頭し、納得するまでやり続けることは大事な事である。

没頭しすぎるとしんどくなるので、気分転換や遊びが仕事には大事になってくる。



放送作家 石川心水

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