「航跡を見てみろ」

確かにぐにゃぐにゃとした白い航跡・・・

進行方位が定まらない事やエンジンの出力が一定ではない事を指摘された

なにやら舟の操縦と会社の事やら人生やらが頭の中で重なる

舟は船長の許可があれば操縦しても良いらしい?ので

突堤を越えた辺りから操縦する事になった

白い文字でNYK LINE

日本郵船の大型コンテナ船を左舷に見ながら

コンパスの方位を240に合わせて目的の無人島まで



前方に白とブルーの帆を立てた小さなヨット

右舷では二人乗りで疾走するマリンジェット

ぶつかりたくないからおもいきり左に舵を切った

大きく傾いた船体の後部から同乗者の喚声

操縦する私自身が一番驚いた瞬間だった

知り合いの社長に誘われて小型だが10人は乗船可能なキャビン付のクルザー

速力は20ノット程度だから時速にすると35㌔

自転車で少し強めにペダルを漕げば簡単に出せる速度

それでも体感的にはもっと早く感じる、バイクの感覚に近いかな

無事に目的の無人島に接岸後

海の幸バーベキューを堪能した



帰路、波から波へとバウンドする舟の上

子供と一緒に前方デッキに座って

潮風を全身に感じながら青い空と白い雲を見ている事が

とても心地よいクルージングだった