新幹線の旅行中、ふと睡魔に襲われてしまい…
目覚めたら、下車予定の駅を過ぎていることに気付きました!
目的の駅へ戻る方法や、追加でかかる費用について心配になるのは当然です。
そんな時のために、新幹線でのうっかり寝過ごしに対する対策や、どのように対応すれば良いのかを解説します。
新幹線で目的地を乗り越えた場合、追加料金は発生する?乗り越えた場所へ無料で戻る方法について
もし新幹線で寝過ごしてしまった場合、余計な料金が必要になるのか心配な方も多いでしょう。
調査によると、JRでは誤って目的地を乗り越えた際に、無料で元の場所に戻れる制度があります。
この制度を利用するには、切符の指定された区間を超えてしまった場合でも、駅員の許可を得て次の列車で戻ることが可能です。
重要なのは、まず駅員に乗り越えた事実を伝えることです。
慌てて新幹線から降りて、反対方向の列車に乗ると無賃乗車とみなされ、料金を払わなければならなくなります。
そのため、寝過ごしたことに気づいたら、すぐに車掌に連絡することが重要です。
車掌が近くにいない場合は、新幹線内の車掌室を訪ねるか、次の駅で降りて駅の職員に相談してください。
改札を出てしまうと、乗り越し分の料金を支払うことになり、一度支払った料金は返金されませんので、余計な出費になります。
基本的に、職員に事情を伝えることが最も重要です。
そうすることで、職員が乗り越えたことを証明するメモを切符に記入してくれるので、それを保管し、次の列車で元の目的地に戻りましょう。
この際、もともと指定席だった場合でも、帰りは自由席になることが多いので、注意が必要です。
目的地に到着したら、必ず駅員に切符を見せて改札を出てください。
この対応は、通常切符を使用している場合に適用されますが、定期券や回数券を使用している場合は、この制度が適用されないこともあります。
しかし、駅員の判断で無料で逆方向の新幹線に乗せてもらえることもあるため、状況によります。
新幹線を通勤に利用している方は特に注意が必要です。
終点まで行ってしまった場合
終点まで寝過ごした場合でも、まずは駅員に連絡し、無料で戻る手続きを取りましょう。
終点では清掃が行われるため、清掃が完了するまで待つ必要があります。
終電で乗り過ごしてその日に電車がないとき
終電で寝過ごし、始発までない場合も、手続きをきちんと行えば問題ありませんが、
"近いの列車"で戻ることが規則になっているため、始発を待つことになります。
その際は、駅員に状況を説明し、始発まで待つことになります。
始発までの間、ホテルや漫画喫茶で過ごし、始発の時間になったら改札で切符を受け取り、目的地に向かってください。
終電での乗り越しは大変なトラブルになる可能性があるため、注意しましょう。
新幹線で目的地を通り過ぎた場合、どうやって駅を出ればいい?
新幹線で予定の停車駅を乗り過ごしてしまった場合、駅員に連絡を取り、無料で元の駅まで戻るサービスを利用できます。
ただし、元の駅に到着した後は、改札を自力で通過しようとせず、駅員にチケットと状況を説明する必要があります。
乗り越し地点の駅の改札も同様に、自分で通らずに対応を求めましょう。
新幹線での乗り過ごしを避けるための策とは?
乗り過ごしを避けるために最も重要なのは、そもそも寝過ごさないことです。以下、そのためのいくつかの方法を提案します。
・アラームを設定する
多くの人がすでに実践しているかもしれませんが、アラームをかけることは簡単で効果的な方法です。ただし、ポケットに入れておくと気づかないこともあるため、手の届く場所に置くことをお勧めします。
不安な場合は、スマホを膝の上のバッグや、抱えた腕に乗せることで、振動を感じやすくする工夫も有効です。
・短距離の場合は立っている
新幹線を利用しての通勤や通学で、目的地まで30分程度で到着する場合、立っていることで寝過ごすリスクを減らすことができます。座ることを望むかもしれませんが、立っている方が余計な時間や労力を節約できるでしょう。
・出入り口近くの席を選ぶ
出入り口付近は人が出入りするため、また冬場は冷気が入りやすいため、目覚めやすいです。人通りが少ない席は避けるようにしましょう。
終着駅が目的地近くの新幹線を選択する
万が一寝過ごしてしまっても、目的地が近い新幹線を選べば、リスクを最小限に抑えることができます。
まとめ
新幹線で目的地を乗り過ごしてしまったら、まずは駅員や車掌に状況を説明し、適切な手続きを取ることが大切です。改札を勝手に通過しないことも、心に留めておきましょう。
適切に対応すれば、問題なく目的の駅へ戻ることができます。焦らずに、冷静に対処しましょう。