山口県の下関市と福岡県の北九州市間
関門海峡を挟むこの両市を行き来する方法は
・一般国道の関門トンネル(有料道路)
・高速道路の関門橋
・関門連絡船
等がありますが、実は歩いて関門海峡を越えることができるんです。
それが関門トンネル人道
◆関門トンネル人道
関門トンネルの車道の下に造られた全長780mのトンネル
イメージはこんな感じです。
下関側人道入口付近
入口は関門海峡の目の前
壇ノ浦の戦いの源義経vs平知盛の戦いの像(その後ろには関門橋も)
幕末の長州藩の台場跡(多数の大砲も) 等があります。
間近で見る関門海峡ってまるで川の流れの様に潮流があるんです。
ここから道路を挟んだ反対側に人道入口があります。
◆関門トンネル人道入口(下関側)
入口には料金箱が
歩行者無料
自転車、原付(50cc以下 20円
※自転車、原付は押しての通行になります。
その奥には大きなエレベーターが2基あり
これで海底下へ降ります。
降りた先にはこんな感じのエントランスが
更にその先にはトンネルが登場
ちゃんとおにぎり(表示板)もありますね。
この先は特に変わったところは無く
淡々を進んでいきます。
中は隣接する車道の影響なのか結構うるさく
その上、ランニングしている方がたくさんいてかなりにぎやかでした。
5分も進むと県境にたどり着きます。
更に進むこと約5分
門司側へ到着
下関側と同じようなエントランス、エレベーターを通過すると
関門トンネル人道(門司側)
比較したわけじゃないけど、どうみても全く同じに見える建物
こちらもやはり関門海峡に面していて
その先には下関の街並みと関門橋の姿が
車で越えると一瞬ですが、時間があればこんな形で
本州―九州間を越えるのも良い運動にもなっていいかもしれません。