こんにちは、いこっちです。
今日は、大型バイクの免許を取って間もない方に、低速小旋回の仕上げとなる、『Uターン』の話ををしたいと思います。
ここまで、数回に分けて、低速バランス、低速小旋回のレクチャーをしてまいりました。
その総仕上げとなります。
このUターンができるという事は、低速における技術をある程度身に着けていることになります。
できるか、できないか、そのどちらかです。
しかし、一見できているように見えても、本当のUターンができない人もたくさんいます。、
それはハンドルフルロックにできずに、バンク角を深くして回っているケースです。
これは本来のUターンではありません。
とても危険であり、ハンドルフルロックができない、その技術を持ち合わせていないことになります。
それではご覧ください。
このUターン、決してやさしくはないのです。
ですから、教習所では、きちんと教えてもらいたかったのですが、それはありませんでした。
これを教習に入れると、卒業がかなり遅れる為に、やっていないようです。
必要に迫られた時は、降りて押せばいいという事でしょうか。
しかし、これはアマチュアライダーとしての目標としてやってもらいたいのです。
正直、初心者どころか、ベテランライダーのほとんどができません。
しかし、しっかりとした理論と、操作の組み合わせにより、できるのです。
それを信じてやって頂きたいと思います。
やり方は3つあります。
●その一つが、足を着いて、ハンドルフルロックで旋回する方法です。
一番オーソドックスで、間違いのないやり方です。
方向転換するという目標を達成する為には、これでいいのです。
しかし、このやり方でも、しっかりと駆動力をコントロールしないといけません。
クラッチをつなぐだけで、前に進みますから、アクセルを開けなくても大丈夫です。
しかしそのクラッチのつなぎ方も、いきなり繋いだらどうですか?
ドカーンと前に出て行って、体がおいていかれるようになりますよね。
運が悪ければ、そのままバイクを倒してしまいます。
じわっとクラッチをつなぎ、つないでいる所を意識します。
ハーレー883であれば、直径5メートル弱で回ることができますから、まずはこれを試して下さい。
●次に、足を着かないで、ステップにのせ、ハンドルフルロックで回る。
これだと、ちょっと様になってきます。
駆動力をめいっぱい溜めます。
これが成功するかどうかの分かれ目です。
しかしバンクはさせません。
垂直のまま回ります。
そうすれば、エンストしても、転倒のリスクは軽減しますから安心です。
ハンドルはフルロックにして、半クラッチ、アクセルを少し開け、リヤブレーキで制御して、駆動力を溜めながら、進んでください。
バランスは大事ですから、ニーグリップもしっかりやってください。
●最後に、ちょっとかっこいいバンクしたUターンです。
これは先ほどの垂直よりも、少しだけバンクさせます。
そうすると、ちょっとかっこいいですよね。
それだけでは、ありません。
より狭いところで、旋回が可能になります。。
といっても、バンク角はほんのちょっとですよ。
リーンウィズで体を入れていき、バイクを少しだけバンクさせる。
同時にハンドルもフルロックまで持っていき、そこから少しアクセルを開ける。
これで旋回はできるはずです。
あまり言われていないことですが、アクセルの開け方がポイントになります。
仮にここでのアクセルの開け方が足りないとどうなるか?
100%転倒します。
それを意識してやってみてください。
有難うございました。
いこっち