こんにちは、いこっちです。
今日は皆さんに一つ質問があります。
初心者の方は、クラッチというものが今一つ理解できずに苦しんでいると思います。
ベテランの方は、クラッチの操作そのものは、体で覚えていて 『特に困ることはない、問題ないよ』 と言われるのではないでしょうか。
そこで、ここでは、これまでにない、繊細なクラッチワークを身に着ける為の第一歩として、一つ皆さんに質問してみたいと思います。
まず、マニュアルバイクのエンジンをかけ、クラッチを切って、ギヤを一速にします。
この状態で(クラッチレバーを完全にきったまま)後輪に駆動力は伝わっているでしょうか??
後輪が回るかどうかということです。。
いかがですか?
これでは動かいないのだから、駆動力は0とお答えになるでしょう。
ではもっとわかりやすくするために、こんな方法をとります。
後輪にスタンドをつけて、後輪をフリーにします。
クラッチを切って、ギヤを1速に入れます。
このクラッチを切ったままの状態で、この後輪はどうなるかです。
これをここで答えを話すよりも、実験した映像のほうが信憑性があると思いますので、それをご覧ください。
いかがでしょうか。
このような、結果を予想されていましたでしょうか。
通常は、ギヤを1速で、クラッチを切ったら、完全に駆動力は逃げているので、車輪は回るはずがないと思っていました。
しかしこのように、実際は回ってしまうのです。
つまり、クラッチを完全にオフにしていても、駆動力は0ではないということが分かったと思います。
私自身もちょっと意外でした。
普段こんなことしませんからね。
ただ、これがわかると、今後繊細なクラッチワークをしていく場合に、かなり有効だと思います。
そして、クラッチを完全に切った状態で、ウエスでタイヤを抑えてみると、後輪は止まってしまいます。
抑えて止まってしまうぐらい、弱い駆動力しか働いていないことがわかります。(しかし0ではないのです)
その状態から、少しずつクラッチをつないでいき、俗にいう半クラッチの状態になったときは、この駆動力も威力がまし、同じように、ウエスでタイヤを抑えても、なかなか止まらないことが、この映像からわかると思います。
このように、車輪を浮かしていることで、今まで見えなかったことが見えてくるということです。。
今度は、実際にまたがってみてやると・・・
ギヤは1速、クラッチレバーは完全にきっていて、アクセルも開けていない、。
リヤブレーキも踏んでいない状態。
これでは走りません。
先ほどの後輪が浮いているときは、回っていました。。
しかし、後輪が地面についている、ライダーがまたがっているときは、動きません。
動画で見ていただいたように、この時はほんのわずかな駆動力しか伝わっていないので、
バイクの重量、ライダーの重量がタイヤに伝わり、それが地面を押し付け摩擦力となっています。
その力が、わずかな駆動力よりも増しているが為に前に進まないということです。
これを知っていて、イメージしながらクラッチ操作をすることで、クラッチというものがもっと身近に感じられるようになるのではないでしょうか。
クラッチを完全に切った状態でも、駆動力は0ではなく、一生懸命伝えようとしている。
そしてクラッチレバーを少しずつつないでいき、半クラッチの状態では駆動力がかなり威力を増していき、重いバイクを前に推し進めようとする、推進力が得られることになるのです。
そんなことを考えると、クラッチがちょっといとおしくなってきますね。
ありがとうございました。
いこっち



