職場で、運転前と後に
アルコール検知器に呼気を吹きかけて
0%であることを確認する儀式があります。
まぁ、当然のルールですね。
さてまだ異動して何日か、
いまいち職場の同僚たちのキャラ設定(?)がよくわからない私ですが、
地域にある学校にご挨拶回りに連れて行ってもらうことになりました。
男性社員M氏がS場長と話してます。
M『運転は私ですか?』
S『そうしてくれると助かる』
M『仕方ないな分かりました。めんどくさいんですよね(アルコール探知とかの)手順が』
S『そういうことは思ってても言わないのが云々』
場長を完全無視でM氏が道具と格闘しています。
M『これどうやって使うんだっけ…。ふーっ(呼気)…あれっ?え?!出た?!』
アルコール検知器は、自分だけでなく他の人にも"0%であることを"確認してもらうことになっています。
M氏が、画面を隣の席の若手女子Oさんに見せます。
M『ほら!なんか、(アルコール検知)出ちゃうんだけど?!』
O『ほんとですねー、不具合かもしれないですねー』
私『以前、頻繁に使い過ぎた検知器だと飲んでないのに数値が出るようになったんでしたっけ』
O『前のはそうだったんですけど、新しくしたので出ないはずなんてすけどね…』
横で再度トライするMさん。
M『…あ!!』
出なくなったかな?、という周囲の期待に対し
M『減った!ほら!』
…出ているようです(笑)
O『いやー、ちゃんと出てるんで、さすがにもうかばいきれないですねー(笑)』
Oさん、笑ってます。
0.07%が0.04%になつたとかそういう感じの様子。
S『…なんかこっそり飲んだ?』
M『誓って飲んでません!』
私『(ウイスキー入り)チョコレートボンボンを食べたとか…?』
M『(さっき昼に)おにぎりしか食べてないのに!』
何度やってもわずかに数字が出る以上、S場長の出番。
S『しょうがない、俺がやるか』
と、アルコール検知器をふーっ。
S『0%だけど。』
M『いやー、おかしいなー、仕方ないなー。ここは場長に運転お願いするしかないですねー(笑)』
というわけでS場長の運転で向かうことに。
道中、不思議でならない場長が運転しながら尋ねます。
S『ほんとに、何食べたの?』
M『おにぎりだけなんですけどねー。
…あ。そういえば鮭の西京焼きのおにぎりだった。』
西京漬…!
酒粕か!!
精度高過ぎませんかアルコール検知器…。
皆さまも身に覚えのないアルコール分で捕まらないよう
食べ物にも気をつけましょう♪