私の回りの世代は保護者の立場から
SNSのタイムラインが卒業式の話題に溢れています。
それも高校とか大学とか。

未婚の私には無縁の世界でしたが
なんと仕事で卒業式の招待状が届く立場になり
公立は小中とも同じ日に行われるため
上司と手分けして出席することになりました。
…来賓として。

さて困るのはファッション。
年に一度でも困るのに
コロナ明けで来賓が招待されたのは5年ぶり。

普段ユニクロのボトムにダウンレッグウォーマーを仕込み、ナイキのシューズを愛用している超冷え性に外反母趾の、オシャレと無縁の私ですが
さすがに卒業式にはヒールにスーツまたはワンピースを着ざるを得ません。
そういえば5年前に知り合いに服がないと泣きついたら

通販雑誌とかでノーカラージャケットとかが安価で売ってるよ、と教えてもらったことを今更思い出しましたが

もはや時すでに遅しなので(笑)

持ってた古いスーツに

コサージュとパールつけてなんとかしました。


ぶっちゃけ来賓の服なんて誰も見てないでしょ、と開き直りましたが

いざ行ってみたら前方一列目で

卒業生ひとりひとりが、壇上に上がる前に一礼してくれる来賓席。

なんとなくいたたまれないけど

誰も目に入ってないと思います。


紅白幕のお祝いムードに、

一生に一度の日を迎える卒業生、送る在校生の、緊張感。

渡された、全卒業生の名前が入った式次第。

生徒による合唱。

泣いている生徒はほとんどおらず、

神妙に、でもにこやかに、

輝かしい未来をまっすぐ見ているその姿勢に

…なんだかとても身を清められるような思いがしました。


自分は、男女かっきり分けられてて小学校では女子はブルマで体育の授業をやってた

古い人間で恐縮ですが、

今は男女混合の名簿、

女子もスカートでなくパンツの制服を選べる時代。

読めない名前に目を白黒させつつ

いろいろと新鮮な思いをさせていただいた卒業式でした。


スーツ、窮屈だったけど

これは太ったんだな…

…来週はこれで小学生の卒業式に出てきます(笑)