医療費控除のために、

人生初の確定申告を試みました!

…いまのところ社畜もとい給与所得者で、それ以外収入のない私は、

普段は会社の年末調整で済んでいるので

確定申告や住民税申告をしたことがありません。

が、家族のガン罹患が発覚し

3度も手術した昨年は医療費がかさんだため

医療費控除の申請を試みることになりました。


…見聞きしてもよく分からないインボイス制度含め、複雑すぎる税制度や(税と社会保障の一体改革とかなんとかうたっていたはずの)マイナンバー制度は、

国民をケムに巻いて税金をしぼりとろうとしている政府の策なんじゃないかと思えて懐疑的な自分ですが…

(調べても脱税防止とかそうでないとかいろんな情報が渋滞しててよく分かりません


…例えば現金派にはかなりわかりにくく手続きも煩雑だった2万のマイナポイント(Suicaとかプリカとかに充填出来ればいいのに殆ど全ての電子マネー手続きが面倒すぎてお年寄りに『nanacoがてっとり早いです』としか説明できなかった上、5千ポイントは還元式で不慣れな人にはマイナス)のバラマキ政策とか、

保険証を廃止して、資格証明書等には保険点数を余計にかけようとするあくどいやり口とか、

なりふり構わないマイナンバーカード推進の政府の方策には悪意を感じつつ、

カードで転出の手続きが簡素化できたり、住民票や戸籍謄抄本の取得がコンビニでできるようになったり、

医療費のデータがマイナポータルにまとめられててそれを申告に使えたり(マイナンバーを保険証と紐付けしている場合)

スマホでそのまま確定申告できたり(後で明細の郵送は必要ですが)というのは

制度の副産物とはいえ(?)意外にも便利かもしれません。


ちなみに私はマイナンバーカードを保険証と紐付けましたが、

カードは取得と同時に無くさないように家の奥深くに仕舞い込み、

病院や薬局でマイナンバーカードを出したことは一度もありません。

でも、マイナポータルに医療費のデータが入ってました。

少なくとも保険証を提示してかかる

病院での医療費や薬局でのお薬代は、マイナポータルとの連携で確認できました。

介護保険での利用分や、病院への移動費、おむつやドラッグストアでのお薬購入費は別途手計算が必要かもですね。


医療費控除は『生計同一』ならまとめられるので、

家族で一番税金を多く払っている世帯員に寄せて申告するのがお得。

これも、代理権の入力とかで、家族分の医療費データを取り出して寄せることができそうです。(そこまではしませんでしたが)


いま医療費控除の手続きに領収書は要らず(自宅保管は必要ですが)

代わりに明細を作って提出します。

医療費のお知らせ、とかのお手紙が来ている場合、

スマホからそれを撮影して取り込むこともできるようです。


家族の誰に医療費控除を寄せたらお得か、というのも

国税庁のホームページ(確定申告書作成コーナー)でシミュレーションが出来、

計算もしてくれて、ついでに申告書も作れてしまうので

試してみることをオススメします。




マイナンバーには懐疑的ですけど

煩雑な手続きが簡素化できたり

皆の負担が減ってお得になったりする情報は

少しでも広まって共有できるといいなと思う次第です。