『目を覚ますたびに俺は』 

 

 

 

目を覚ますたびに俺は

 

おまえのいないことを感じ

 

目を覚ますたびに ミナトよ

 

おまえと離れていることを知る

 

目を覚ますたびに俺は

 

おまえの体のやわらかさを思い出し

 

目を覚ますたびに ミナトよ

 

おまえと生きていた頃のことを思い出す

 

なんという拷問だろう これは

 

目を開けて 意識を働かせるその瞬間に

 

俺はまず打ちのめされ

 

すべてが始まるその瞬間に

 

俺は鞭打たれる

 

この苦しみから逃れるには 二度と

 

目を覚まさないという選択肢しかないのだ