「もう目には見えないほどの細い紐」

 

 

ミナトよ、お前と会うための道は

細い一本の紐だけになってしまった

 

それも、もう目には見えないクモの糸のような道だ

その細い一本の紐がお前とパパをつないでいる

 

風にあおられたり、雨にたたかれたり

虫が飛んできたり、細い紐は耐えるしかない

 

どんなに悪い奴らが邪魔しようとも

紐が切れないよう、必死に守るしかない

 

この日本の世の中は狂っている

ただひとつ残っている愛は、もう細すぎて見えない