ネットラッパー君には頑張ってほしい!は?君にはじゃねぇよクンニしろオラ | STRAYDOGPROPS

「ネットラップとは何ぞや!?」



ネットラップとは何なのか?まずはこちらの対談をご覧下さいと過去に受けたインタビューの記事のリンクを貼ろうとしたらサイトが既に丸ごと消えていた。

「ネットラップ」という単語をgoogleで検索と一番上に出てきた記事は、ニコニコ大百科の「ネットラップとは ) 」だった。http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97

そこにはこう書いてある。



>ネットラップとは、インターネット上にトラックメイカーが
>提供するトラックを使って、ラッパーがオリジナル楽曲を制作し、
>アップロードしたもの全般である。

■概要

>トラックメイカーが提供するトラックに自身のラップを
>のせて楽曲を制作し、ネット上にて公開する手法が一般的である。
>公開する場所は アップロード掲示板、Myspace、You Tubeや
>ニコニコ動画などの動画投稿サイト等、それぞれの違いはあるが、
>基本的に無料で公開されている。


この考え方なら、「AKLO」も「マジキチクルー」も「らっぷびと」も同じ『ネットラップ』出身と言っても過言ではない。

AKLOのWIKIを見ると2008年に「AKLOと空」名義でアルバムを出して、その後2009~1010年にMIXTAPEを出している。現場で繋がりがある人であれば、2008年以前から現場で知っているという人もいるかもしれないが、「世間に大きく」注目されはじめたのはMIXTAPEを出して様々なサイトでPICKUPされてからではないだろうか。

以前から現場で活動していたにせよ、分岐点となったのはやはりMIXTAPEだと思う。MIXTAPEから成り上がっていく感じはアメリカ的だ。AKLOやKLOOZなどはMIXTAPEから上がっていったイメージが強い。LBとOtowaも同じ印象だ。LBとOtowaは何かの記事では出会いがmy spaceを通してのやりとりだったと書かれていた。my spaceを通してといたなら実質出会いは「ネットである」し、そこから無料で音楽を提供していたら、それはそれでネットラップという事になる。

■インターネットに「無料で提供」されているラップ=ネットラップか?

インターネットに「無料でダウンロードできる曲」は沢山転がっている。今では現場のラッパーがYOUTUBEに宣伝するのも当たり前の時代で、盤にするもの以外でフリーで出している音源も沢山ある。しかし人はそれをネットラップだとは思わないし、無料だからこれはネットラップだ!!なんて言わないだろう。

■マジキチクルーの存在 http://majikichicrew.digiweb.jp/

>「6MC + 1たきま」によるBBQサークル。メンバーは東京・
>神奈川・大阪・愛知・宮城・福島・富山とバラバラに点在。

これを見るとBBQサークルという事になっているが、どういうBBQを行なっていたかについて言及する記事は見当たらず、どちらかというとラップサークルという印象を受ける。

メンバーの初めての邂逅はB-BOYPARKと書かれているが、そこに至った経緯は書いていない。詳しい事は書かれていないから、推測でしかないが、彼らがお互いに出会ったのは「TWITTER」ではないだろうか。もしかしたらMIXIかもしれないが、TWITTERで幅をきかせていたイメージは強い。

音源は、おならBOO氏プロデュースのコンピレーションアルバム「BOOST COMPI」や「SoundCloud」での活動。まとまった音源などはmediafireでダウンロードができる。ここには書かれていないがハードコアの現場のラッパーの音源にも参加している。

彼らの始めてのライブは2013年の9月、Enterkey Vol.20@Shibuya NO STYLEだ。

そのEnterkeyというのは、http://touryumon-enterkey.jimdo.com/enterkey-%E3%81%A8%E3%81%AF/

「ネットラッパー達のスキル・ライブ・パフォーマンスの向上、あるいは現場とのパイプラインを目標としている。」が趣旨の、半壊MCが創設した初心者系ネットラップイベントだ。

マジキチクルーは、本人達の事を「君たちはネットラップか?」と聞いたら、そんなわけねえだろ!あんなだせーのと一緒にするなボケ!!と答える気がする。

今までに行なったライブの回数より、音源の数の方が多く、活動も主体がインターネットの彼らでも、君たちは「ネットラップですか?」と尋ねたら、おそらくは厭な顔をするだろう。

AKLOやKLOOZなどは、「通過点としてMIXTAPEをBOMP」していただけで、殆どの人が、それをネットラップだと感じることもないだろう。

マジキチクルーは活動が主に「インターネット」なのにも関わらず、「ネットラップ」というイメージを持っている人も少ないと思う。

それでは一体「ネットラップ」とは何なのだろうか??


そういった話に突っ込んだ対談の記事があったのだけれど、サイトが消えていて、リンクをはれない!!リンクをはれない!!!リンクをはれないんだよ!!!


googleで検索しても、なんともいえない記事しか出てこなかったが、2010年8月に投稿された私が書いたコラム。

第一回「NET RAP IS DEAD」http://beat-scuba.jimdo.com/2010/08/08/%E7%95%AA%E7%8A%AC%E3%81%AE-the-sence-of-smell/

これを読んでも、そもそも「ネットラップ」を知らない人は正直何を言ってるのかよくわからないと思う。

ネットラップというのは「概念」である。

HIPHOPと言えば、四大要素が、「MC/RAP」、「DJ」、「GRAFFITI」、「DANCE/BREAKIN」と相場は決まっている。

広義でいえば、「ネットラップ」というのは、インターネット上に無数に存在しているラップの音源全てだ。AKLOも、はしやんも平等に「ネットラップ」だ。


そんなわけねーだろなにってんだよボケが!!!
そう思う人がいるのはなぜか??

ネットラップというのは「概念」である。(二回目)

主に活動してるのが「インターネット」でライブもろくにやってねぇ、くそだせえリアルじゃねえ「オタクの気持ち悪いラップ」のフェイク野郎だけが「ネットラップ」にきまってんだろ!!

そう思っている人が多いのではないだろうか。

ネットラップの「概念」がわかれば、何がネットラップで何がネットラップでないかはわかる。


えっ

ネットラップが何なのかを「明確に定義」して、それを知らない人にわかりやすく説明するのは東大卒のラッパーのRaq君でも難しいのではないだろうか。

広義では「インターネット上にトラックメイカーが、提供するトラックを使って、ラッパーがオリジナル楽曲を制作し、アップロードしたもの全般」

それでいいと思う。しかしそれは広義でしかない。


ここからは狭義で説明していこう!!

「ネットラップ」とは主に4大サイト、「火星」「アングラシアター」「アルカロイド」「せかちゃん」に投稿されていた音源の事をさします。

逆に言えば、その4大サイト以外に投稿されている音源以外は「狭義」の「ネットラップ」からは外れます。

は????

なにいってんの「ニコラップ」も「ネットラップ」に決まってんだろ!!

そう思う人もいるかもしれません。

「ネットラップ」というのは概念であると書きましたが、ネットラップというのは「コミュニティ」でもあります。

ややこしいですねー。

「火星(村)」「アングラシアター(村)」「アルカロイド(村)」「せかちゃん(村)」

この集まりが「コミュニティ(共同体)」です。

これ以外にも「2Bsという」村もあり、その村も、そのコミュニティには含まれていますが、代表者(REPするもの)がいないので省きました。勝手に省いたのでその村の人は怒りだすかもしれませんが……。

火星、アングラシアター、アルカロイド、せかちゃん。その村(サイト)に音源を投稿していた人達の事が主に「ネットラッパー」なのです。

しかし「投稿していた経歴がある=ネットラッパー」というかと言うと厳密には違います。そのサイト(村)に投稿していて、そこが好きな人達、そこを愛して利用していた人達が「ネットラッパー」なのです。

そのサイトに投稿していた経歴があっても、サイトに愛着もなく、出来れば、そんなところに投稿していた過去などなかったことにしたい。頼むから忘れてくれ!!私はそこにたまたま投稿していただけで「ネットラッパー」ではない。という人は「ネットラッパー」とは呼びません。

そのサイトが愛着がありREPするような気持ちがなければネットラッパーでありませんので、過去にアングラシアターに音源を投稿していた事もある「tofubeats」は、そのサイトを利用していた経歴があるというだけで、ネットラッパーとは呼びません。

投稿していた当時、そこに愛着があったのであれば「その瞬間」は「ネットラッパー」だったかもしれませんが、その精神がなくなった瞬間(卒業)となりネットラッパーではなくなるのです。

「ネットラップ(共同体)」から派生したイベントに「World Wide Words」というイベントがあります。2014年現在までに過去5回行なわれました。

内3回までは、「ネットラップ(共同体)」で活動していたネットラッパーがメインの演者のイベントでした。3回目で一旦休止となり数年間が空白の期間があった。

休止している期間に「NRL」という主に「ニコニコ動画」でラップをしている人達がメインの演者のイベントがありました。

ここからはあえて、「ネットラップ(共同体)」から省いた
「ニコラップ」について考えていきましょう。

ニコニコ大百科、ニコラップから引用
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97

>ニコラップとは、ニコニコ動画に投稿されたオリジナルの
>ラップや、ラップをのせるためのオリジナルのトラック等の
>総称である。HIPHOP、アニメネタ等、内容は多岐にわたり、
>おもに「音楽」「歌ってみた」カテゴリに属する。

>■語源
>'07年9月頃にらっぷびと・enju間で起こったBEEFにおいて、
>動画に「ニコニコラップ対決」というタグがついたのが元だとされている。


ニコニコ動画のラップには大きくわけて

・ニコニコ動画に「トラック提供(フリー)」にあげられたものを使ってラップをのせたもの
・既存のプロのアーティストのインストにラップをのせたもの
・ボーカロイド曲のインスト音源をのせたもの
・ニコニコ動画以外のビートメーカーの音源にラップをのせたもの
・オリジナルのインストにラップをのせたもの

などがあります。

ラップのリリックは「アニメネタ」に特化したものから、
普通の「日本語ラップ(HIPHOP)」っぽいものまで様々です。

しかしどんな内容であっても広義では

ニコニコ動画に投稿されたラップの音源は全て「ニコラップ」です。


投稿者自身がいくら否定しようが、「ニコニコ動画」に投稿された
音源は全て広義で「ニコラップ」であり、

「ニコラップ」という「タグ」をつけていないから、それは
「ニコラップ」ではないと主張しても埒があきません。

ニコニコ動画に投稿されているラップの音源は
タグの有無に関わらず全て「ニコラップ」です。

では次に「ニコラッパー」について考えてみましょう。

これも広義では「ニコラッパー」とはニコニコ動画に、
ニコラップを投稿している人だと思いますが、

狭義で考えると「ニコラッパー」とは、ニコニコ動画に
愛着をもち、「ニコラップ」が大好きで、私は「ニコラッパー」
だという自覚があり、「ニコラップ」をREPしている人のことを
指します。

逆をかえせば「ニコニコ動画」にいくら「ラップの音源」を投稿
していても、気持ちがレイムではモノホンの「ニコラッパー」
ではありません。

これまで「広義」や「狭義」などと書いてきましたが、
実際にその人が「何のラッパー」かは他人が抱いている
イメージに大きく左右されます。

本人がいくら「狭義」で考えて「ネットラッパー」や
「ニコラッパー」でないと思っていたとしても
他人が「広義」であの人は「ネットラッパー」だと
思っていれば、殆どの場合、その人は
「ネットラッパー」だと扱いされて当然です。

NEP



ここ最近「インターネット」で「ネットラップ」について
また事件がおこりました。


【ニコラップ】DISDISでしょでしょ【炎上】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24663135


問題の動画です。

この投稿者は

■今でも一部のネットラッパーが、
「ネットラップ(広義)ニコラップを含む」に
投稿している音源より「現場」での活動が多いのに
いつまでも「ネットラップアピール」をしていることに
納得がいっていない。※1

■「World Wide Words」というイベントのイベントが、イベントの
名前の割りに配信もなくDVD販売もなくBADに入っている。※2

後輩(おそらくは今でも現在進行でニコラップなどに投稿している人)
にとっては、部活のOB」みたいに感じな先輩は厄介な存在なので、
とっとと、もっと大きいシーンで活躍してほしいと思っている。※3

■「NETRAPは今でも現在進行形」なんていえるかボケ ※4

この曲にたいして

あったまってます / 抹 a.k.a. ナンブヒトシ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24685263




※1に対しては
 「卒業させたきゃ放置しろ在校生」

※2に対しては
 「DVDにできない理由は単純に権利関係。
  欲しがるくらいならっ会場に来い
  映像は「いけなかったヤツの救済措置」じゃない
  遊びに来たやつの思い出のアーカイブ」

※3については
 「ORIGAMI作ってHEYLASをとおり越してこして俺らはLevel up」
   

※1について私が思う事は、まずネットラップ出身をアピール(表明)
するのは自由であり、誰にもその自由を奪う権利はないし、その本人が
出身をアピールしたいのであればいつまでも主張を続けてもかまわない
と思う。

「現場の活動>>音源の投稿」になったら、ネットラップ出身を
アピーるしてはならないのだろうか?

確かに現状で2014年でもコンスタントにインターネットに無料で
音源を提供し続けていなければ、現役の「ネットラッパー(広義)」
とは言いがたいが、出身(ここにいたんだよ)というのはやはり
自由である。

炎上の曲の投稿者は「XFD」動画、所謂、アルバムなどの宣伝動画
ばかりじゃねえかと苛立っている。その辺はわからなくもないが、

いくらそれまで無料で沢山提供していた人間でも、シフトチェンジ
して音源を売りに出すようになると、無料で提供する曲は少なくなり
基本的には宣伝のためのXFD動画がメインになっても仕方がない。

rap.geniusの補足を見ると炎上の曲の投稿者は、音源は自主制作でも
一般流通に流して欲しいようだった。

この辺は「作り手」と「買い手」によって大きい差が生まれるだろう。
買い手としては、一般流通しているところで通販で買いたいと思って
いるのかもしれないが、

作り手の立場になつと、一般流通に流すというのは色んな人に
聴いて貰う手段にはなるけれど、流通を通せば、その分
アーティストに還元する利益は大幅に減ってしまう。
自主制作でレーベルをやっていると、レーベル運営費、その他活動
諸経費も捻出しなければならない。

流通に流してもCDが1万枚とか、それ以上のレベルで売れるなら、
通しても良さそうなものだけれど、自主のレーベルでやっているなら
純利益が圧倒的に多いのは、手売りや、一般流通業者を通さない方と
相場は決まっているので、昔と違って思ったよりCDが売れない時代では
作り手側なら一般流通を通さず自分達のサイトの通販などで売るとかの
方が賢いみたいな風潮は、インディ側には良くある。

※2に関しては、リスナー側(イベントにいけない人)の視点であれば
おいおい!ネットラップ(わーるどわいどわーず)って名前なんだから
ネットで生中継しろや!!とかDVD化しろや!!と思うのかもしれないが、

イベントに行けない事に関してはスキだったら、予定や金銭に都合を
つけて足を運べば問題は解決する。

DVDだけでなく、ネットでのライブ配信も、例えば電波少女とかは、
イベント後に本人達のライブの部分だけ、ニコニコ動画の生放送で
映像を配信していた。

イベントと言うのは様々な出演者がいる。イベントに参加する事は
了承していても、生放送で配信となると、全ての出演者に承諾を
得たりしなければならない。その中にはもしかしたら顔出しNGの人
もいるかもしれないし、音源は音源。ライブは生物という考えの人も
いるだろうから、ネットラップが活動の場の人だったとしても、
配信やDVD化はNGの人もいるだろうから、全員のOKをとるのは中々難しい。

ただ純粋にそういう難しい話をぬきにして、リスナーとしては、
生放送くらいしてくれよーたのむーみたいな事はわからなくはないが。


※4について。「NETRAP」が今でも現在進行形であるかどうか。


「一体何が本当のネットラップ」なのか。

これが問題である。

広義で考えるならば「ネット上にあるラップ」はネットラップであり、
ニコニコ動画のラップは現在進行形で多数の投稿がある。

YOUTUBEやサンクラも含めれば、まだまだ現在進行形だ。

じゃあ、狭義ではどうだろうか?

私が定義した「ネットラップ」とは主に「火星」「アングラシアター」
「アルカロイド」「せかちゃん」に投稿されているラップである。

これは、まだ活動している人もいるだろうが、ほぼほぼ残念な状況
である。そこだけで見れば「ネットラップ」は死んでる。

長々と書いてみたが、いやいや番犬なにいってんだよ!!

お前がなんていおうがニコラップだってネットラップだ!!
ふざけんなよ!!!っと言う人もいるだろう。

それはその人が「概念」としてそうとらえているからであって、
そうなるとその人の中では「ニコラップもネットラップ」になる。

私は時系列で、ニコラップ以前の、主に4大サイトに投稿された音源が
本当の「ネットラップ」だと思う。

私ネットラップのファンなんですよー!!とかいう若者がいて、
ネットラップでは電波少女とか、後はボカロラップが好きです!!
なんていわれた日には、

へぇえええええええええ、そいつはたいして知らないニワカの
モグリですね!!と心の中で思うだろう。

また、時系列わけしたとして、「ニコラップ以前」の4大サイトに
投稿された音源などをオールドスクール「ネットラップ」として、
ニコラップ初期くらいから中期までをネットラップミドルスクール
とし、ここ1~2年のをネットラップニュースクールとわければ、
別なのかもしれないが、それはそれでややこしい。

今現在進行でネットラップを盛り上げたいのであれば、先人の
気持ちを味わうためにも、「火星」「アングラシアター」
「アルカロイド」「せかちゃん」のまだ残ってるサイトに
月に1回くらいのペースで、いろんな人が投稿しまくれば
必ず盛り上がる!!

しかしそうしても「狭義のネットラップ」が盛り上がるだけだが。

同じように、古参新参が入り乱れ、ニコラップに、そりゃもう
兎に角がむしゃらに投稿しまくったら「ネットラップ」は
盛り上がるだろうか??

たしかにそれはそれで盛り上がるだろう。
しかし結局それは身内ネタで「ニコラップ」が盛り上がるだけだ。

ニコラップがいくら盛り上がっても、ネットラップ全体が
盛り上がるわけではない。


結局「ネットラッパー広義でも狭義でも」が更なる
高みを目指すとしたら、現場に出て、そこでも圧倒的な
支持を得るしかない。

まあ一つのスタイルとしてライブは一切しないが、
圧倒的な存在感の音源を出して、それが一般流通でも認められて
オリコンチャートに食い込み誰にも文句を言わせない!!みたいな
ことを出来る人がいれば、そういうのもありかもしれない。

しかし考えても見てほしい。結局「ネットラップ」の4大サイト
に投稿していたtofubeatsは既に音楽業界で認められている。

彼はネットラップを卒業というか通過していった組だ。

おそらく、炎上のDISDISでしょをあげた投稿者は、
「ネットラッパー」と主張する人が現場に出ても最強だった!!
「ネットラッパー」と主張する人が日本の音楽シーンを変えるとか、
「ネットラッパー」と主張する人がオリコンチャート独占とかそんな
世界がみたいのかもしれない。

たぶんそれは、私がLAMPEYEの証言をきいて、このクソヤバイ
ラッパー達が日本の音楽シーンを変えてくれるとおもっていた
のと似たような気持ちのものなのかもしれない。

そして、ええええ別に音楽業界ヒップホップばっかりに
塗り替えられてないじゃねぇかと嘆いてるみたいな感覚だろうか。


若い層であれば、daoko、PAGE、GOMESSはニコラップ通過組みだ。
それより上だと、NIHA-C(MC NOSE)、野崎りこん、jinmenusagi、Raq、電波少女
FAKETYPE etc...。その上の年代だと、らっぷびと、抹。

彼、彼女らは全員ニコラップ通過組みである。

渋谷のクラブVUENOSの今年の周年イベントの
VUENOS 16th anniversary!! feat. FRESHには
「jinmenusagi、「電波少女」「NIHA-C」、
FAKETYPE」も参加している。

VUENOSと言ったら渋谷では有名な箱だ。あのハードコアラップ集団の妄走族もVUENOSでイベントをやっていた箱だ。

時代は刻々と変わっている。

MC漢がjazadocumentのビートの上でフックに「ネットラップ」と単語を出す時代だ。


らっぷびとと、抹は中でもネットラップオールドスクール組みでW.W.W.の立ち上げメンバーだ。ここ数週間の動きを見れば、彼らが新しいステージに挑戦しようという事は明白だ。きっと何かぶちかましてくれるのだろう。

ネットラップが好きならチェックし続ければいい!!


ラップは自由だから、思った事をなんでもリリックにしてもいいとは思うけれど、先輩まじでウザイとおもってました。後輩にそろそろポジションゆずってくださいなんていうよりも、

そんな先輩蹴り飛ばして、後輩君、お前が頑張れよ!!って思いますわー。


炎上しかけた人は、炎上させるという意味では成功しているのかもしれないが、それがネットラップの繁栄に繋がるというより、界隈の陰湿な部分が浮き出しになって残念な所が見えてとても悲しかった。

ネットラッパー君には頑張ってほしい。

NEP


ネットラッパーとは、音源投稿サイトに自身が「ネットラッパー」だと
「信念を持って投稿」しているものである。

その投稿しているサイトに愛着も何ももっておらず、ただの投稿するアップローダ
変わりに使っているものは、「ネットラッパー」ではない。

自分が自分をネットラッパーだと誇っているものだけが、本物のネットラッパーである。