ずっと“STRAYDOG”の舞台の音楽や、
わたしの映画の音楽を担当してくれていた。
昨年の9月くらいまで連絡をとりあっていた。
入院していたのは知っていたが、
病名までは聞いていなかった。
亡くなってから知らされた。
癌だった。
生きていると下らないことに多々出くわす。
でも、それは必ず、解決する。
正しいモノは正しいし、
悪いモノは悪いく、処罰が下される、はずだ。
わたしも失敗はある。
それなりに処罰が下され、重い気持ちを引きずらなければならない。
反省の日々である。
それでも頑張る。
亡くなった人の分まで頑張る。
生きている人の分も頑張る。
ここまでついてきてくれた人の為にも頑張る。
これから、俳優として頑張る人の為にも頑張る。
一緒に頑張る。
詐欺師みたいな奴とはつきあわない。
金の亡者みたいな奴とはつきあわない。
自分の保身だけに走るクソみたいな奴とはつきあわない。
あきらめない。
勝負の采配は自分自身が決める。
結果は仕事に出る。
のじけん(野島健太郎)の音楽は素晴らしかった。
映画『クラヤミノレクイエム』
映画『上京ものがたり』
映画『パンツの穴』
映画『女ヒエラルキー底辺少女』
映画『いびつ』
映画『セナのまわり道』
舞台もほとんど関わって貰った。
ライブでバンドも編成してもらった
(のじけんが猫になって斎場まで案内してくれた)
のじけんの分まで頑張る。
みんなと一緒にお別れは言えなかったけど、
告別式の前日に一人で福島まで行き、お別れを言えた。
斎場の廊下でのじけんに
「来てくれてありがとう」
と、言われた気がした。
福島で告別式に行った人たちは“STRAYDOG”の同窓会になっていた。
のじけん、本当にありがとう。
ゆっくり休んでください。
合掌。
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