“演じる意味” | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

階戸瑠李と円谷優希が何やら話している。

 

 

 

階戸「つむちゃんってずっと“STRAYDOG”さんの芝居に出てるね……

   大変じゃないの?」

円谷「“STRAYDOG”さんだけじゃないですけどね……演劇って私にとっての

  “生きる力”なんですよ」

階戸「私も……現場とか稽古場って何かを発見出来る場所なんだよね」

円谷「生きている実感があります」

階戸「いろんな人がいて、その人たちがモノを作る、演じる姿が生きる力に

   変換されて……」

円谷「どんな風に演じるかはどんな風に生きるかにかかってきますよね」

 

円谷「瑠李さんはどうして役者になろうと思ったンですか?」

階戸「数字で表せないからかな」

円谷「数字?」

階戸「例えば、チケットの売り上げと演技の良し悪しは関係ないでしょ。

   背の高い低いも、ダンスとか演技も計測できない……そんな

   世界で生きられることって魅力的じゃない?」

円谷「ですね」

階戸「ちょっと人気が出たからって、万人の人が知ってるわけじゃないし、

    お金稼ぎたいんだったら、もっと他の仕事選ぶし、自分の人生に

    おいて、自分が楽しみたい、人を楽しませたい、っていうのが全て

    なんだよ……ハハハ」

 

円谷「私も……稽古はけっこう大変だけど、頑張ります」

階戸「お互い、頑張ろうね」

円谷「はいッ!」

 

 

 

 

 

 

なんて、会話がなされていたかどうかはわからない(笑)。