映画の神様が微笑んだ! | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

GPOが終演した。

観劇してくれたみなさん、ありがとう。



今年はこれで“STRAYDOG”制作の公演は終わりだ。

今年も全公演、来てくれたみなさん、本当にありがとう。



来年も頑張って作品を創っていくので、

頑張ってついてきてくれ。




ここんとこ、俳優や映像の学校とかで、

がっかりさせられることが多い中で、

やはり私自身の指針はこうだと、

目を覚まさせてくれた映画と本に出会った。

(本は以前にも読んでいたが、文庫になって

もう一度、読み直した)



『百円の恋』



いやいや、こんなの見せられたら、

何が女優だ、役者だと言いたくなる。



安藤サクラの凄まじいほどの役作りに感服した、

というかノックアウトだ。



デ・ニーロも、ヒラリー・スワンクも真っ青だ。

(先ほど、学校にがっかりと言ったのは

みんな映画も本も読まないから、上記の俳優を知らないのだ

学校に恋愛ばっかりしにきてんじゃねえぞ!)




私の周囲にいる俳優は、テアトル新宿で全員観ろ。

目が覚めるぞ。






私も、少しはボクシングのたしなみがあるから、

彼女がどれだけ練習したかは、そのフォームを見ればわかる。



今年の映画の賞を総ナメすることは間違いない。

間違っても『×××な×の××』にだけはやらないでくれ。



中途半端な俳優志望諸君たち、

安藤サクラの爪の垢を煎じて飲もう。



私も飲むぞ(笑)。



私の周囲にいる俳優は故・高倉健さんのエッセイ、

『旅の途中で』を読め。




心が洗われるぞ。







そんでもって、

映画の神様が降臨した。



な、なんと、弊社が製作した

森川圭監督作品『メイクルーム』が

ゆうばりファンタスティック国際映画祭の

オフシアター部門で応募数300本の中の8本に選出されたのだ!






一生懸命、作品を創ってるとこーゆーこともあるんだね。







一生に一度、あるかないかの映画の舞台挨拶に

民話劇の旅公演組の田嶋も大迫も感涙だ。



“STRAYDOG”辞めないで良かったね(笑)。







出演者全員でゆうばりへ行こうと思っている。



興味のある方はゆうばりで会いましょう。

那波は月箱の演出、

佐藤は出演で来られないけど(泣)。





来年は映画もテレビも、舞台の新作もガンガンやるぞ。

『メイクルーム2』と『メイクルーム ~アイドルすかんぴんブルース~』は決定だ。



『百円の恋』を見て勇気が湧いてきた!