KAKUGO | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

『問私』の本格的な稽古が始まった。

まずはボクササイズをやって体力作り。


準備運動のあと、三分間の縄跳びを2R(ラウンド)。



森岡利行「監督日誌」



2R目はダッシュを30秒×2回と

ラスト30秒で二重飛びをする。




森岡利行「監督日誌」


その後、男子にヘッドギアとグローブをつけさせ、

女子に思い切りパンチを出させる。



これがなかなか当たらない。

男子はけっこうやっているので、

女子のパンチくらいはカンタンにかわせるのだ(笑)。



森岡利行「監督日誌」



その後、筋トレをやってストレッチ。

最後にワン・ツーというシャドーボクシングをやって、

男子の腹にパンチを出して、

男子の腹に乗ってジャンプで終わり。



その後、公演で踊るダンスの稽古。

『問私』は4曲踊るのでその振り付けを覚え、

とにかく稽古。

はじめてだろうがキャリアがあろうが関係ない。

とにかく踊る唄う踊る唄う芝居する(笑)。



プロとしてやっていくには、

いろんな意味で覚悟が必要なのだ。



たまたま元“STRAYDOG”の役者にあった。


「元気かい?」


「バイト帰りなんです」


「芝居はやってるのか」


「今年は無理ですね、バイトが忙しくて」



一年に一回も舞台に立たない、

映像に出ない奴なんか役者じゃねぇぞ。



芝居が好きならやり続けるべし。

行き詰まっても、少しでも「やりたい」

という気持ちが残っているなら、

続けていれば大丈夫。

プライドをずたずたにされても、

そこで残ったものが宝物になる。

カンタンに諦めてはいけないのだ。




なんてことを考えながら、

映画の0号試写に行って来た。

ひさびさのイマジカ。




『女の子ものがたり』もここで試写会を行った。

プロデューサーや制作、助監督と一緒に

居酒屋に流れて、しこたま呑んでしまった。




映画も「絶対に創るンだ」という

必死の覚悟が必要なのだ。