メロンパン専門店で | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

焼きたてのメロンパンを買った。

150円だった。



森岡利行「監督日誌」


小さな店で、ここはメロンパンだけで勝負している。

そう考えると凄いことだ。

美味かった。



きっと私はリピーターになるだろう。

芝居もそれに近いものがあるのではないか。

美味いか美味くないか。

面白いか面白くないか。




今日、稽古場に行くとホリプロ所属の真凛(京都出身)が

話しかけてきた。



「森岡さんが、オーディションの時、普段よりも声を落としてやれ

って仰ってたので、その通りやったら、最終まで残りました」



以前、オーディションの際、舞台やっているので芝居が大きいと

言われたと訊いたので、「自分が思う普通よりも落とせ」と言ったのだ。



それは私が映画を撮る際、舞台やっている若い俳優は皆、

芝居がオーバーアクトになっていたからだ。



以前、役所広司さんとご一緒させて貰った際、

役所さんも大きい声はもちろん出るのに、

普段よりも落として本読みをされていた。

(自然過ぎてそう思ったのかもしれないが)



深津絵里さんもそうだった。

撮影の前に舞台を踏んでいたとは思えないくらい

ナチュラルに演じられていた。



若い俳優は、撮影の前、舞台だと、

けっこう高いテンションでやってくる。



「なんか舞台芝居みたいだね」

「この撮影の前、舞台でした」

「やっぱり」

なんて会話が若い俳優となされてしまう。

オーディションでもけっこうある。



真凛は“恋ばば 十四歳”での演技で、

映画のオーディションに呼ばれたそうだ。



舞台観て貰って呼ばれるのは嬉しい。

私も小劇場で俳優をやっていた昔、

プロデューサーが観に来て、

ドラマに使ってもらったことがあった。



かつて、80年代の小劇場ブームの頃、

そんなチャンスがゴロゴロしていた。

(今もそうだろうか?)



そう、80年代、そんなブームがあったのだ。

早くイケメンブームとか去って、

小劇場ブームに戻ってほしいものだ(笑)。




でも、そんな頃、こんな美少女たちは

小劇場にはいなかったけどね。



森岡利行「監督日誌」

左から森田涼花(18)、小野晴子(19)、

真凛(18)。あ、小野晴子は+x歳だった。

みんな感性豊かないい女優で、これからが楽しみだ。


真凛はそのオーディションに受かっても、

そうでなかっても、いい女優に間違いない。

私が保証する。

自分を信じて突っ走れ。





本番まであと3日だ。

過激で猥雑、それでいてポップな舞台にするぞ。




ようわからんけど(笑)。