わかってないこと。 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

昔のDOGメンバーと話をした。

懐かしかった。


森岡利行「監督日誌」


以前は劇団を退団すると

「二度と顔を見せるな裏切り者!」

なんていう感覚だったが、

今はウェルカムである。


森岡利行「監督日誌」


客になってくれてありがたい。

逆に感謝している。


森岡利行「監督日誌」


私の30年の芸能キャリアの中で、

やはり客を呼べない役者は

この世界でプロにはなれない。


森岡利行「監督日誌」


中澤さんに訊いたのだが、

モーニング娘。も当初は手売りだったという。

一万人達成できたところでデビューしたそうだ。


森岡利行「監督日誌」


この客を呼ぶという感覚は

役者のときはわからないものだ。

(私もスタッフになって初めて理解した)




仲間内で劇団を始める。

もちろん手売りだ。

その中でも友達を呼べるヤツもいれば、

全然呼べないヤツもいる。





動員が少なくなると赤字になり、

頭割りをする。




こいつのせいで

赤字になったと、疎まれる。

劇団に参加出来なくなる。





芝居仲間が周りにたくさんいるのに、

「一緒にやろう!」と声をかけられないヤツは

たいてい、チケットを売れないヤツなのだ。





まず、今アマチュアで、

友達や親戚に声をかけて、

30人集まらない役者志望は

早々にやめたほうがいい。




重松のお母さんなんか京都からわざわざ来て、

全ステージ観て帰るから、その回数分のチケット

捌けるからね(笑)。お父さんも来てる場合はその倍。

(お母さんお土産の551の豚まんありがとうございました。

美味しくいただきます)



だから親からの信頼も友達もいないヤツは

いくら芝居が面白くても

(面白いだけなら漫才の方が面白いぜ)

この世界には向いてないし、無理なのだ。




にしても、

中澤裕子さんの人望は凄いよね。

元モー娘。が続々と来るのだから。




今日は吉澤ひとみさんが来てくれ、

マネージャーに紹介された。





ありがたい。




このブログを観ているみなさん、

今回、凄く評判の良い舞台に

仕上がっているので是非、

観に来て下さい。




どんなに混んでいようが、

席を作って待っています。




最悪、調光室の私の演出席を空けるから(笑)。




よろしく!