テンションが高い!
明日、中野で初日でっせ。
久々に中野でやってまっせ。
いつのまにか丸井(建て替え中?)がなくなってまっせ。
知らないうちに劇場が二つ増えてまっせ。
いやぁアングラでスタートして、
その後、ヤクザの出てくる話、
娼婦の話、そして家族の話、
現在は夫婦の話だ。
進化したものだ。
今や、アングラに参加していた役者は一人もいない。
旗揚げの演目は花輪あや作『不機嫌な犬』だった。
あれから16年。16年だと。生まれた子供がいるなら16歳だ。
よく潰れないで続いたものだ。
10年もやっていれば、みんな解散したり、
劇団名を変えたりしたりするものだが、
年中文化祭をずっと続けている。
今回のタイトルは山本文緒さんの小説を原作にした
『あなたには帰る家がある』なのだが、
映画に行ったり、テレビに行ったりしている自分でも
『私には帰る舞台がある』なのだ。
舞台をやっていればこそ、
映画やテレビにも挑戦出来た。
舞台があるから、
映画やテレビにも進出出来たのだ。
前回はキャパ500人の新国立劇場だったが、
今回はうってかわってキャパ100人足らずの
劇場MOMOである。
しかし、魂は変わらない。
“STRAYDOG”をまだ体験していない方、
映画やテレビの森岡しか知らない方、
是非、この機会に劇場へ足を運んでくれ。
「舞台の方が面白いじゃん」と思わせてみせるから。
自分の原点(ルーツ)が、そう思われたら幸福だ。
だから、原点を観に来てね
どこか暖かみのある劇場MOMOの佇まい。