本日は海での撮影。
いよいよ大詰めか。
キャスト全員で撮影に備えて準備運動。
スタッフ、キャストで記念撮影。
真ん中の×××風なのが私。
右で首まで浸かっているのが照明の松隈さん。
松隈さんは以前、わがままし放題な有名人気若手女優
の××××に小一時間、説教したという強者だ。
次の日、その女優は松隈さんにコーヒーを入れてきたという
伝説が残っている……らしい。
その隣がチーフ助監督のジョン・ヒジリ。
今回は彼のおかげで、スケジュールが救われている。
韓国では相当有名なアクション俳優だったらしい。
数年前日本に来て監督の勉強を始めた。
崔監督やボン・ジュノ監督などの助監督を経て森岡組へ。
『帝王』では目つきの悪い冷酷なヒットマン役として、
何度か登場する。お見逃しなく。
そして、右の兄貴みたいな髪型が助監督井手上拓哉。
ロケバスでぶーぶー愚痴を垂れている他の部の助手に、
井手上は「現場がたいへんなほど燃えますよね」と言い放った。
カッコいいぞ、井手上。
けど、スケジュール表のオレの名前間違えるな井手上。
キャバ嬢役の女の子とでれでれしているな井手上。
奥さんに報告するぞ井手上。
ロケバスに乗り遅れるな山城＜日本映画学校卒。
撮影部の大沢さん、美人助手の真弥ちゃん、イケメンの池谷くん。
撮影監督の大沢佳子さん（中央）は
ザビエル（ポルトガル人）という名の夫と
十年前に離婚、二人の子供を引き取り、
昼は撮影助手、夜は駅前でキムチを売り、
女手ひとつで息子と娘を育てた。
数年後、大沢さんは撮影監督に昇格、
大沢さんの息子（左）が今回の撮影で演出助手となり、
娘（右）は撮影助手として頑張っている……
そんな大沢さんの姿を見ていると
スタッフ一同、胸に熱い塊のようなモノが込み上げ、
涙が隠せないのだ……
というのは真っ赤な嘘（大沢さんゴメンネ）。
左は日本映画学校出身のサード助監督・西村済。
右は前出の本田真弥。
いつも部屋の中の撮影なのでオープンは気持ちがいい。
夜待ちがあったので、スタッフでお台場の大江戸温泉に行ってしまった。
帰りの車の中から東京タワーが見えた。
青にライトアップされていた。
『キネマ旬報』のタイムトラべラーの執筆者である
樋口尚文氏よりコメントを頂いた。
ありがとうございます！
映画、ドラマともども応援の方宜しくお願い致します！
てか、撮影のスタッフやキャストもマネージャーも
このｂｌｏｇを見ているという。
ある意味、みんなの撮影日誌や記録にもなっているのだ。
コメントくれている人、
返事は書けないが、ちゃんと読んでいるので、
よろしくね。
本公演や映画の公開も近い、
ガンガン宣伝しなければ。
撮影もあと残すところ、５日だ。
２５日は名古屋映画祭に行くので
名古屋で『女の子ものがたり』を観る方、
その時にお会いしましょう。