昔の三菱電機製ステレオの箱を利用してマルチチャンネルアンプ用のラックを作りました。

 まだステレオセットがハイファイステレオ(ハイファイ:High Fidelity)と呼ばれていたころのもので、中央の箱上部にレコードプレーヤのターンテーブルがあり下にAMの真空管のステレオチューナーがついていました。スピーカーボックスはこの箱の左右に置かれていました。

 今回、下記構成のマルチアンプシステムを仮に作ることにして、それを収納するためのラックを作りました。

 ラックを作るといっても、上部天板とターンテーブル台をくりぬき、前面の化粧板を切り取っただけですが。

 

  マルチアンプシステムの構成(原案)

  

 

中音域(800Hz~5KHz)を真空管アンプで増幅させ、低音、高音はトランジスタアンプに受け持たせるという安易なハイブリッド構成です。

 

 したがって、ラックに収納するのはRAMSAの4チャンネルアンプ、Luxのチャンネルデバイダー、真空管2チャンネルアンプ(6BM8 プッシュプル)の3つになります。

 

 一応出来上がって、塗装したところ。

 正面

 背面

 前面上部の化粧板は表面のデコラボードをはぎ取りましたので、代わりに化粧革を貼りました。この革はガーナ在住中に買ったカバンが壊れたので、一部残しておいて敷き皮として使っていたものです。なめしが足りないせいか反り返ったりしてしまうのでカットして前面板に貼りました。サイズが足りないので、左右はありあわせの水性塗料を塗ってごまかしました。

 

 次の写真は予定の機器を置いてみたところです。上部天板のくりぬきが足りなくて

真空管アンプはぎりぎりの設置になります。またターンテーブル台の深さが足りなくて、真空管アンプのシャーシと天板がぶつかるので、アンプは少し沈めてセットできるようにしてあります。

 

 左はRAMSA 4chアンプ、右はLuxチャンネルデバイダー

 真空管アンプを置いたところ

 天板をおろしたところ(通常運用時の状態)

 

 とりあえず様子を見ただけで、機器間の接続などはしていませんが。多数のケーブルが見えなくなるよう工夫するつもりです。たとえば、AC電源はRAMSAにのみ給電しRAMSAのパワースイッチとボリュームだけで全体を操作できるようにするなど。

 RAMSAの増設ACアウトレットは2口あり、ともにSWITCHEDなのでできそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 春になって黒紫の花の咲くテッセンの蔓がたいへん伸びてきました。

昨年の支柱の範囲がを超えて蔓が互いに絡まるので支柱を継ぎ足すことにしました。

 モグラ除け風車の支柱にしていた細いアルミ棒をまげてほぼ軒の高さいっぱいまで支柱を伸ばしたのですが、これ以上伸びたら、下方に折り返すしかありません。

 

 横木の上が継ぎ足した部分

 

 横木より下の既存部分

 

 モグラといえば、今年も去年の侵入口付近からまた入ってきて、石垣沿いに3,4m掘られました。去年見つけた侵入口(大谷石 石垣の欠けたところ)は石とプラダンで塞いだはずだったのですが、仕方ないので、また1m弱掘り下げて今度は、コンクリート敷石を疑わしい場所に埋め込みました。今回は埋め戻し時に、水と丸太を使って土を押し固めたせいか、それ以降2週間経ちますが再度の侵入はありません。

 3、4時間ごとに見回っています。

モグラ対処の機材、薬品は効果がなかったので、専守防衛に徹しています。

 今年は天候のせいか、いつも順々に咲く花がいっぺんに咲いてしまい、ひとつひとつ楽しむ暇がないほどでした。

 

 3月下旬ころは、梅、八潮つつじ、ぼけ、クリスマスローズでした。

 

 紅梅

 

 アカヤシオつつじ

 

 クリスマスローズ

 

 木瓜

 

4月初めは、椿、桜草、海棠、馬酔木、木蓮などが咲きました。

 

 乙女つばき

 

 侘助(椿)

 

 あせび:赤と白の2種です

 

 みずき:モグラの通り道にあったものを移植して半年しかたっていないのであまり花が咲いていません

 

 かいどう

 

 もくれん:昨年思い切り伐ったので2輪だけです

 きんかん:鳥が食べてしまうので、この後ネットをかけました

 手前が、日本さくらそう、鉢植えの赤い椿(挿し木3年目)

 

 玄関アプローチの角にあったブルーアイスというコニファーが大きくなりすぎて邪魔になるので(高さ3m近くあった)かわいそうでしたが根元から伐りました。

 数年前から予定して、足元に挿し木から大きくしたイチイ(でもまだ30cmくらい)を植えて準備してましたが、なかなか伐れなかったものです。新芽が出たら余計かわいそうなので3月末に。

 直径15cmくらいある幹は土止めに、葉は細かく切ってマルチングにしてせめてもの感謝の気持を捧げました。

 

下は、伐採後のコーナー

 八潮つつじ、紅梅などは、ブルーアイスの陰になって枝を伸ばしていないのでちょっと寂しい。イチイが6,70cmくらいになるにはあと4、5年はかかりそうです。

 

 

 アンプの整理、処分をしようとオーディオラックを動かしていたら、スピーカーボックスの下に薄い黒い破片が落ちているのに気がつきました。前面のサランネットを外してみたら、ONKYO D-77XGの28cmウーファーのエッジがぼろぼろになっていました。数年間このスピーカーを聞くことがなかったしサランネットをつけっぱなしだったので全く気がつかなかったんですが。

 中域と高域のユニットはドーム型なので大丈夫でしたが、ウーファーのエッジはほとんど無いも同様の状態です。

メーカーのうたい文句では、「エンジニアリング・エラストマーエッジを採用」ということですが、約30年前に製造されたものなのでウレタンが劣化したものと考えられます。

 スピーカーボックスから取り外して、劣化したエッジを取り除いたウーファー

 

 ウーファーを交換しようとネットサーフィンしていたら、スピーカーエッジ修理に関する記事、広告がたくさんあるのに気がつき、自分で修理することにしました。サイズと、取付穴位置がぴったり同じのウーファーは見つかりそうもないし、厚い(25mm以上はある)バッフルボードを加工する元気もないことですし。

 布でロールエッジを成形するというエッジそのものを自作する記事もありましたが結構大変そうだったし、D-77XGウーファーに適合するウレタンエッジを売っていたので飛びついて買ってしまいました。他と較べて1/3くらいの価格ですし、売り手の人がたいへん親切な方でした。

「接着剤も欲しい、なにがいいですか」とメールで質問したらわざわざ電話をくれて「木工用ボンドで大丈夫」と教えてくれました。専用接着剤を自分のサイトで売っているのに。

 購入したエッジとまだ劣化エッジをきれいに取り除いていないスピーカー

 

 コーンの裏側の劣化エッジもきれいに取り除く

 

 販売サイトにあるエッジ交換のビデオに従って、古いエッジを取り除いて、新しいエッジを木工用ボンドで貼り付けましたが、心配していたよりずっと簡単にできました。

 

 エッジを接着して、ゴム製ガスケットをつけたところ、エッジの内径側はコーンの裏側に接着している。エッジの外径側はゴム製ガスケットの下になっていて見えてない

 

 

 左右のウーファーともに完成

 

 ウーファーが修理が終わったのでスピーカーボックスに取り付けて元の場所に戻したのですが、ブックシェルフタイプと称しているのに大きいし(幅375x高さ680x奥行361mm)、重いし(30kg)セッティングがたいへんでした。

 

 

 サランネットをつけたところ

 

 私のオーディオシステムは、ほとんどが30年以上昔に製造されたものからできているのでこれからも維持・修理がたいへんそうですが、形があるものは捨てられない性格なので頑張るしかありません。

 

 身辺整理の一環としてオーディオアンプの処分(オークション出品)を始めました。

 

 これが結構大変で、出品前に動作確認をするのですが次々とトラブルが発生しました。たとえば、音源ソースとしてCDを使おうとずっと使用してなかったプレーヤーを

動かそうとしたらトレイの開閉が円滑でない。調べてみたら開閉機構に使われていたベルトが劣化していたとか。結局、CDプレーヤーとDVDプレーヤを廃棄してiPODを使いましたが。機械的な部分はどうしても経年劣化しますよね。

 なんとか Luxman の真空管アンプSQ38FDとトランジスタアンプL-48Aは嫁入りさせましたが。

 

 残しておいた1台が Luxman L-507 です。1973年発売の品なのでかなり古いものですが、「使わないと壊れる」の教訓にそってここ1ヶ月毎日使っていました。

 ところが、昨日突然、左右両チャンネルとも全くの無音状態になりました。

今まで電源を入れると数秒後にリレーの動作音がするのですがそれも聞こえません。

 「急に仲間がいなくなって拗ねてるんだ、もう捨てるしかないよね」とか「レコードを聴くにはもうこのアンプしかないし、イコライザーのついた真空管プリアンプの修理はまだ先になりそうだし」とがっかりしてました。

 ちょっと一服してよく考えてみたら、この機械は一度も中を見たことないし修理しようと思ったことがないと気が付いてやってみることにしました。

 

 開けてみたところ

 

 木製ケースを取り外しながら、「左右とも音が全くでないのは、電源故障だろうな」、「リレーの音がしなくなったのも電源が落ちたからだろう」などと考えていたのですが、開けてみてリレーがアンプ出力とスピーカー出力端子の間に直列に入っていることに気が付きました。

 とりあえずリレー基板をバイパスしてみると電源ON時にスピーカーからポップ音は出ますが、その後は正常に動いているようです。

 

 クリップコードでバイパス

 

 そこで、リレー基板をはずして後でチェックすることにして、バイパスのクリップコードを取ってバイパス配線をしました。太さ2mm以上ある線材が使われているようでしたが応急処置なのでそこまで太い線は使いませんでした。

 

 バイパス配線をしたところ

 

 取り外したリレー基板を修理するため Luxman に回路図が欲しい旨のメールをしましたが古いものなので望み薄です。電源入力と思われる赤線と黒線の間にAC34Vの電圧がかかっていたのでこれも不可解なので。

 アンプに正規の電圧がかかる前に立ち上がるよう時定数の小さい整流回路がこの基板に入っているのかもしれません。

 

 取り外したスピーカーリレー基板

 

 とりあえずアンプ台にセットして使ってますが、左スピーカーから電源ON時に出るポップ音と電源OFF時に出る雑音がかなり大きいので気になります。

 スピーカーを壊してもいけないので、スピーカースイッチをOFFにして電源ON、その後スピーカースイッチON、電源を切るときはまずスピーカースイッチをOFFついで電源OFFにしてます。

 Luxman のアンプは、メインスピーカー、リモートスピーカーそれぞれをON/OFF

できるスイッチがついているのでこの点便利です。

 

 一応、アンプ台に戻しました

 

 電源ON、OFF時にポップ音や雑音がでるのはやむを得ないことなのでしょうが、左スピーカーのものはちょっと正常でないような気もします。

 

 メーカーの説明によると L-507 は「パワー段のBクラス動作部分には、NPN型とPNP型のパワートランジスタを各々ダーリントン接続しており、上の半サイクルと下の半サイクルのスイッチング特性を完全に対称とするため、・・・」とありますので、左アンプではこの対称性が崩れているのではないかと思われます。スピーカーリレーが働いているうちには気がつきませんでしたが。

 

 リレー基板の修理(あるいは作成)とは別に左アンプの調整という仕事が出てきたような気がします。この種の調整はやったことはないのですが、Web情報を頼りにチャレンジしてみようと思います。

 

 この応急処置をしながら中学の時に哲学の先生からならった「ゲシュタルト」という言葉を思い出しました。うろ覚えですが、「腕時計の中身、仕組みがわからない者は腕時計を持つ資格がない」というようなことを言ってました。Ⅼ-507に「お前は真空管アンプまでの資格しかないよ」と言われているような気がしました。