毎日のモグラ対応と雨の合間をぬって柘植の生垣と山茶花の剪定をしました。

 

1.柘植の剪定

 

 5月29日(剪定前)

 

 6月1日

 

 6月2日

 

 6月3日

 

  6月4日 一応完成としました。横から見ると、段差が残ってますが放置します。

どうせまた伸びるので次回の剪定で修正予定です。

 

2.山茶花の剪定

 

 5月28日(剪定前)

 

 5月28日(剪定後)

 昨日は晴れでしたが今日は曇り時々雨です。おまけに風も強い。

モグラのいたずらが少なかったので、昨日今日でツバキなど伸びすぎた木を剪定しました。

 

 椿(侘助)、紫モクレン、南京ハゼノキの3本は、伸びた新梢を切る程度の簡単な剪定で済ませました

 

 乙女椿は透かし剪定ということで、ふところ枝、平行枝を取り除きました。

 

 この椿の姿形は、実はあまり気に入っていません、というのは元の円筒樹形の裾部分を今はないガクアジサイの邪魔になるからと切ってしまった結果、球形のようになってしまったからです。根元にひこばえが出てきているので、大事にして裾隠しにしようと思ってますが、4、5年は先になりそうです。

 

 

 

 主庭の椿;侘助(黄色の線で囲んだもの)は整姿剪定をしました。隣の錦木やろうばいとぶつかって主枝上部が妙に曲がってしまっているので、素直に伸びているところまで切り落とし、ふところ枝、平行枝、かんぬき枝などの込み合う枝は整理しました。結果として樹高が30cmほど低くなったように見えます。

 

 ついでに競合していた錦木、ろうばいも一部剪定しましたが、剪定しなければいけない樹がまだまだたくさんあるので先が思いやられます。もの作り大好き人間としては、楽しみでもあるんですが。

 

 カルミアが終わったんですが、花菖蒲が咲き始めました。

 

 

 薔薇はすべて花後の剪定をしましたが、黄色のミニ薔薇はまだ蕾が残っていたので一輪挿しに挿してみました。

 

 この一輪挿しは10年ほど前にフラワーガーデンで入手したものですが、便利です。普通に見かける一輪挿しは、花瓶の口の小さな細長いなものが多く水の補給がなかなか大変ですが、これは簡単に水の補給とか水替えができます。

 小さな茶碗の中央に花を挿す細口の筒状のものが立っている構造をしています。筒状のものは底の方に小さな穴があって茶碗の中の水と通じるようになってますので、補給は茶碗に水を入れるだけです。いったん花を抜かないと水の補給ができない不便さはありません。

 5月22日にモグラ対応のため花壇周辺を改作しましたが、海棠の根元に行くルートの障害が不十分と判断し翌23日に強化しました。しかし24日、久しぶりに東京へ出かけて丸一日不在にしたところあっけなくバイパスされてしまいました。

 

1.障害の強化

 花壇の縁になる石積みは2段にして深さを取っていましたが下をくぐられるので、プラダンを埋め込んで、地表面から下60cmまでは通れないようにしました。

 

 掘り下げたところ、横に置いてある棒は、海棠の根元に通ずるトンネルのあったところ

 

 プラダンを石積みに沿わせて入れて、

 半分ほど埋め戻したところ

 

 今回埋め戻しは、「土決め」で行いました。前日の作業で土がやや湿っていたのと「水決め」にすると突き固めたちころの水が引くのを待たねばならないためです。

 

2.バイパストンネルの様子

 翌日にはバイパストンネルが掘られて駐車場横の路地まで到達してしまいましたが海棠の根元は通れなくなったため、モッコク近くの石積みまでのトンネルは地表からは見えなくなりました。

 

 

 25日に駐車場横の路地までのトンネルを泣く泣く埋め戻しましたが、今後は、植えてある植物に影響ありそうな所だけに埋め戻しを限定しようと考えています。

 というのは今までの対応で、モグラトンネルがかなり地中深い所を通るようになり、この場合植栽に与える影響が小さいと考えられるからです。もちろん復旧に要する作業量も減るので。

 

3.薔薇の切り戻し

 薔薇は4株とも咲き終わりましたので花がらを取り1/2~1/3くらいに切り戻しました。もっと葉を残すように切り戻すべきなんでしょうが、バランス重視で思い切って切り戻しました。

 

 下の写真はほぼ咲き終わった頃の薔薇です。

 

 

 

 

 

 改作したのは下のルートの部分です。ここはこの2ヶ月必ず通るルートでA~Cの隘路ポイントを毎日のように埋め戻していたのですが、作業効率が悪いので、下草類をすべて抜いて花壇及び周辺を作り直しました。

 

A地点:

 犬走りの下を潜ってきたモグラが地表に出てくる地点で、毎回埋め戻しをし、出口に石を据えたりしていました。

 

B地点:

 つげの根株と庭石(筑波石)の間の狭いところで、モグラ挟みを置いたりしていましたが、狭いので復旧が不十分になります。庭石を動かし。横に倒してA地点の出口塞ぎに使いました。たぶん置いた石の横に迂回出口を作るとは思いますが。

 

C地点:

 海棠の根株と庭石との間で、石で蓋を作ったり、通路に小石を入れたりしましたが効果なく毎回排土の盛り塚ができます。根元なのでコンクリートで固めるわけにもいきません。花壇側の潜る地点に障害物を置く(プラダンの埋め込み)予定です。

 そのためもあって花壇の下草類をすべて抜きました。

 

 花壇の中に開いた穴、トンネルが崩れたところ

 

 抜いた大きなぎぼうしなどは、別のところに仮植えしエビネ、風知草、都忘れなど小さなものは水を張ったボールに入れて保管しました。

 

 作り直した花壇と周辺の全景

 

 C地点側から見た花壇とB地点(下の写真の水鉢上方のレンガ屈曲点付近)

 

 上から見た花壇、挿してある棒は海棠の根元に通ずるモグラ穴を示しています。

 

 A地点に置いた庭石、日照を嫌う二輪草の鉢を置いてみました

 

 4月に入ってからもモグラ対応の工事はいくつかしましたが、埋め戻し作業が忙しくて記録ができていません。来年以降のためにも工事記録が必要なので時間を見つけて要約版を作る予定です。

1.植木ばさみのメンテナンス

 植木ばさみはほとんど毎日使いますが、使用後は刃についた草木の汁を拭き取り油布で拭く程度です。 刃先から2~3cmの所ばかり十年以上使っていると刃の先端が「イスカの嘴の食い違い」のように交差してしまいました。

 機能上特に問題はないのですが、砥石で研いだことがないので試しにやってみました。

 

 a. 支点になっているボルトを外す

  はじめペンチを2個使ってはずそうとしましたが、とても固く怪我までして

 しまったので、万力を出してきて、ボルトの頭側(円形)を固定してナット側を

 ペンチで回して外しました。

 

 b. 刃先調整と刃の研ぎ出し

   荒砥石に刃を直角に押し当て前後に動かして、刃が直線になるように削る。

  もちろん刃がつぶれるので砥石で刃を研ぎ出す。

   ここまで来て刃の先端だけ修正するなら支点ボルトを外さなくて良かったかな

  とも思いましたが、外した方が研ぐ作業が、正確・容易にできるような気が

  しました。

 荒砥石(左)、砥石と研ぐ前の植木ばさみ

 

 

 刃先修正後に刃を研ぎ出したところ

 

 c.支点ボルトの取り付けと調整

   再び万力登場で支点ボルトを取り付けました。

  実は、ここから先の調整に手間がかかってしまいました。

  鋏を動かした感じが作業前と同じになるようボルトを締めたのですが、

  小枝を試しに切ってみると刃は十分ついているのに切れ味がよくありません。

  刃の擦り合わせの問題のようで締め方をいろいろ変えてみてもしっくりしませ

  ん。どうも支点ボルトが長年の使用ですり減り偏心しているようで、締め強さ

  同じでボルトの位置を回してみるとよく切れる場所があります。

   最終的にはボルトの位置をこの場所に回して、締め強さを少し緩めて完了

  としました。ボルトの回転位置は使っているうちに変ってしまうので、緩めに

  しておくと指で回して位置調整ができるのと、手の絞り方で刃の擦り合わせを

  調整できるので。

 

2.テッセンの不思議

   テッセン(クレマチス)の先祖返りの話はよく聞きますが、最近咲いたテッセ

  ンは2株とも、4弁と5弁が混在して咲いています。

 勝手に黒花テッセンと呼んでいます

 赤紫のテッセン

 

 4月に咲いたテッセンでは、花弁数が違うものが混在することはありませんでした。

 

 

 

 

 マイクロソフトエッジのAIアシスタント(Copilot)で尋ねてみると「先祖返り」は「遺伝子異常」から起きるということで同じ株でも遺伝子の発現が環境によって変わる場合や、突然変異が原因となる場合などがあるそうです。

 遺伝子異常というと親から子への遺伝子受け渡しの異常かと思いましたが、同一世代でも起きるんですね。