毎日の水やりが欠かせない暑い日が続きましたが、ここ数日台風の影響かやっと雨が降りました。
暑い間は庭の手入れも思うに任せませんでしたが、秋の剪定をはじめました。
伸ばしたままにしておくと、樹木同士が干渉して成長を損ねるし病虫害が発生するので、8月下旬からなんとか陽ざしを避けながら作業しました。
1.つげ類の剪定
8月のうちに始めたので最近撮った写真ではもう新芽が伸びてしまっています。
つげの生垣は最初に裾と上面左右の端を剪定して基準を設定
ひととおり剪定が終了、暑さを避けながら作業したので裾を伐ってから1週間ほど間があいてしまいました。1枚目の写真には白のさるすべり(百日紅)が写っていますが2枚目の写真では殆ど見えません。貝殻虫の発生がひどくて手では到底取り切れないので花は残っていたのですが枝をすべて落としました。
生垣上部が道路に出ないようかなり内側に向けて剪定しているのですが、もう伸びてしまっています
通路脇の玉造のつげを剪定
鳥の形だったつげを剪定
30年以上たって上方の大枝が枯れてしまい仕立て直しをしているつげを剪定し、枝配りを修正しました
隣家との境にしている小さな生垣も剪定
2.カイガラムシ駆除のための剪定
ヒサカキとゆすら梅についたタマカタカイガラムシを駆除するため強剪定しました。ヒサカキ(写真奥)は高さを1/2にして枝も短く剪定、ゆすら梅(写真手前)も大幅に枝抜きしました。いずれの樹にもカイガラムシがびっしり着いていて歯ブラシくらいでは到底取り切れないので。
真ん中はまゆみの樹ですがこれも白い虫が高い部分に着いていたので剪定しました。
また、玄関わきの南天(赤と白)にはヒモワタカイガラムシが付き始めていたので古枝の整理をしました。(下の写真)
今年の夏は異常に暑かったせいかカイガラムシの発生が多いように感じます。
3.藤棚周りの剪定
もと藤棚に今は藤の樹はなく、かわりにテッセンと美男かずらを柱に這わせている
のですが向こう側が見えないくらい旺盛に伸びてしまったので思い切り剪定しました。
そばにあるモチも下半分を剪定しました。残りは駐車場が空いた時間をみはからって作業する予定です。近くにあるハゼノキ2本も高さ5メートル以上伸びてしまっているのですが秋の紅葉が終わるまでそのままにする予定です。鳥が運んで来て出た実生苗が大きくなったものですが、大きくなりすぎて手に負えなくなってきたので可哀そうですが晩秋に根元から伐る予定です。太い根が駐車場の下に入っていてタイル張りの路面を持ち上げる勢いなので。
4.薔薇の剪定
8月初めに黒薔薇のつもりで「黒真珠」という品種の薔薇の新苗を入手しましたが咲いた花色に殆ど黒みがありません。咲く時期によって花色花弁数などが変わるそうなので来年を期待しています。
蕾にも黒みがありません
かなり開いた後も黒みがなくちょっと残念、また薔薇ハキリバチが来てせっせと葉を丸く切り抜いて持って行ってしまいます。追い払おうかなと見ていても5、6秒で切り取ってしまうので間に合いません。驚きの速さです。
最後まで咲かせると新苗が弱ると聞いて、八分咲きくらいで剪定して一輪挿しに挿して楽しみました。苗の方は秋剪定して現在は20㎝くらいに切り詰めています。
アーチに配したつる薔薇「サマーワイン」は初夏にたくさん花を持ちましたが、頂芽優先のため上図のように咲いてしまいました。アーチに沿わせた枝から上に5、60cm伸びたシュートの先に咲くので近くで花を見ることができません。
時期的にはよくないのですが、8月にアーチに沿わせた2本のシュートを伐って、上図写真の左にあるフェンスのみに咲かせるように剪定しました。したがってアーチにはテッセンだけ残りました。
サマーワイン剪定後の様子
上の写真ではよくわからないのですが、8月末にはサマーワインの新しい枝がいくつか出てきています。冬剪定時にフェンス内に納まるように枝を配置する予定です。
5.その他
金柑の移植と剪定をしました。
鉢植えだったものを地植えに、鳥が食べ残した実がひとつ残っています
売れ残りの桔梗を買いました。今まで何回買っても地植えした藪のなかで消えてしまうので今回は鉢植えのままにしてます。
買った直後、花が終わりかけています。また終わった花を切り取った跡がいくつかあります。
新しい花が1輪咲きました。紫色がかなり濃い。
家に来てから3回目の開花、まだ蕾のものがいくつかあります。まだ楽しめそう。
東の庭に咲いた紅蜀葵
野牡丹
咲き始めの友禅菊、左にある糸もみじも剪定しました