右チャンネルの配線を終了、左右両チャンネルの真空管を挿して電圧をチェックしました。下の最終回路図の赤字が測定値ですが L測定値/R測定値 になっています。

 

 上の回路図では初段管が12AX7になってますが、電圧チェックは12AT7のまましてしまいました。 初段管ステージの測定結果にちょっと納得できない点もあるのですが、真空管のばらつきもあるかなとそのままにしています。

 

 104Dのプレート-フィラメント間にかかる電圧が高すぎる(255-57=198V)のですが数時間テストしても異常が見られないのでそのままにしました。数キロオームのドロッパー抵抗を増設すればよい話ですが端子盤に余裕がなく工作に手間がかかりそうなので。

 

 104Dのフィラメント電圧が規定より少ない(4.5V→4.1V)ためか、プレート電流が8~9mA(動作例では16mAくらい)しか流れていませんので電圧の高いのは我慢してねとお願いしてます。

 

 両チャンネルの配線が終わったところ

 

 電源ユニットの最終的な回路図

 

 最後にテープレコーダの外箱に各ユニットを組み込んで、一応の完成をみました。

 

 サイドパネルの取り付け

 

 電源ユニットの取り付け

 

 電源ユニットパネルの取り付け

 

 アンプユニットの取り付け

 


 真空管の取り付け、12AT7は12AX7に交換しました。

 

 机の横のコーヒーテーブル(船の舷窓を利用して作ったもの)の上に置いて、スピーカー(口径10cmくらいのユニットをバスレフタイプの箱に収めた小さなもの)を接続してやっと終了です。

 スピーカーはパソコンのディスプレイの両側においたのでPC用のアンプみたいな形になりました。

 

 セットしてから何十時間か試聴しましたが、特に問題なく普通のきれいな音を出してます。12AX7に変えてから少し力強さが増した気がしますが、真空管のμが60から100に変わったからでしょうか。

 

 電源を入れるとまず電源ユニットのメーター(フィラメント電流監視)が振れ、モーター式タイマーリレーがカチカチと秒を刻み始め30秒経つと一段と大きな音でカチャンとリレーが動いて、アンプユニットのメーター(高圧電流監視)が振れます。

 オムロンのH2Aタイマーリレーは2個セットの中古品を入手したものですが、一方はカチカチいわない良品で、今取り付けているほうはどこか傷んでいるのかグリス切れかもしれません。

 しかし、「行くぞ、行くぞ」と騒いでいるようで可愛いので音が出てしまう方を取り付けました。

 

 やっと、104Dアンプができましたが、予定では46アンプ、1626アンプがまだ残っています。すべて3極管シングルのアンプで回路もシンプルなものを予定してます。断捨離中ですが、この2つのアンプの主要部品は処分せずに残してあるので、数年のうちには完成させたいと思っています。