電源ユニット本体の配線が終わって、そのパネルの配線をしました。

今度は部品配置がゆったりしているので簡単にできると思いましたが、念のためWordで実体配線図を作りました。配線、抵抗などの線が細くて見ずらい、ちょっと失敗です。

 

 

 実際の配線は下のようになりました。本体との接続には取り外し品のジョンソンコネクタを使いましたが、使いずらいのでベークライトの板でカバーをつけ、ついでに取っ手付けました。

 

 

 

 次に、電源ユニット全体の試験をしましたが、試験用にいくつかの改造をしました。

 B+電源はタイマーリレーが働くので、電源ONしてから30秒は電圧が出て来ません。試験がまだるっこしいのでトランスの高圧中点を手動で接地できるようスイッチを増設しました。

 

 また、ユニットの外側に取り付けた高圧用のフィルターボードはいったん取り外してボードの基板面にテストリードをあてる必要があるのですが、接続線の長さが不足して無理な力がかかるので、小さなバナナプラグ(模型工作用?)を使って取り外せるようにしました。

 

 テスター2台と負荷抵抗を準備して試験しましたが、いくつかの問題点がみつかりました。

 

1.104D用フィラメント電源(DC4.5V、1Aが2セット必要)

 ・ 無負荷時、レオスタット抵抗最小で 出力電圧 DC7.0V

 ・ 8Ω負荷時、レオスタット抵抗調節により、

   出力電圧 DC3.2V~4.8V可変 OK

 ・ フィラメント電流監視メータ

   感度調整ボリュームにより最大電流時、目盛り0.4(F.S.1.0)に調整可能

   最終校正は今後必要

  問題点:電源ON時、平滑コンデンサに流れる電流のため一瞬オーバー

   スケールする。指針保護のためメータとパラにバイパスコンデンサを

   入れる必要がある。(未対処、メーター最終校正時に対処予定)

 

2.12AX7用ヒータ電源

 ・ 無負荷で AC6.5V OK

 

3.B+高圧電源

 ・ タイマー遅延回路の動作(0min~35秒max) OK

 ・ 無負荷 B+出力電圧 DC 270V

   5KΩ負荷時出力電圧 DC150V NG

  問題点:104Dプレートに170V~200Vを供給する予定でいるので、

   平滑フィルター出力電圧が150Vでは低すぎる。

  対処:電源トランスの200V端子を両波整流しチョークインプット形式の

  平滑フィルターを通して出力していたが、これをコンデンサインプット形式

  に変更した。5KΩ負荷時の出力電圧はDC248Vとなった。最終的な電

  圧調整はアンプ部の配線時に行う予定。

 

4.構造的な問題

  試験時に右チャンネル用電流調整レオスタットがスムースに回せないことに

  気がついてチェックすると、回転位置によっては摺動子が遅延タイマーリレ

  ーの筐体と接触することがわかった。

  対処:タイマーリレーの配置を横向きに変更した。リレーのパネルが見ずら

  くなるが他に方法がないので、穴あけ、配線やり直しに手数がかかったが対

  処した。

 

 上の写真左側の上がチョークコイル、左側の下が配置を変更した、遅延タイマーリレー

 

 すべての配線を終了して組み立てた電源ユニット

 

 現状の電源ユニット 配線図です(もうあまり変更ないとは思いますが)
 

いよいよアンプ本体の配線ですが、庭の仕事やモグラ対応が忙しくならないうちに一気呵成にすすめたいなと思っています。