火星人の様子がおかしい。後輩が火星人にGPSを埋め込んだ。外出を許可する事にしよう。

「この家はやる」
「え、あなたは」
「明日から仕事に同行させる」
「僕は何も出来ません」
「何も出来ないふりをしろ。人前では力を使わぬように」
「……わかっています」
「……」
「…すいません」
「お前はただ返事をするだけでいい」
「はい」

火星人は俺の行動に過剰に反応する。逆らってはこないがイライラする。こいつの幸せの為にも離れていたほうがいい。
数日後、改造された家に火星人を残して俺は新しい住居に移り住んだ。
一緒に外出出来ると聞いてわくわくした。部屋に閉じ込められて一年。彼にしか会わなかった。彼の為に家事をして、帰宅した彼を見て。会話をしたりしなかったり。

人の家にお邪魔して、あろうことか彼は僕を置いて行った。
檻の中に入った時はとても心地良くて感激した。
でも僕は泣いた。
次の日彼は来なかった。
6日経ったある日、彼の知り合いは僕の唇に自分の唇を押し付けて何か訳の分からない事を言った。訳の分からない機械に入れられて、僕は一晩中ぬるぬるした何かに撫で回された。

こんな事をしなくても、僕は彼の下に居るしか無いのに。僕は生意気すぎたのだろうか。

次の日、彼が現れた。僕は彼の事。でも彼は僕の事を。

僕はゆったりと帰り道に踏み出した。
火星人を貸し出して一週間。引き取りに行く事にする。火星人を手に入れて1年程暮らしていた。何だか火星人が居ない家は不自然に感じた。火星人がいつも煎れる朝のコーヒーを自分でやるのが面倒で今週はカフェインを取ってない。

火星人は動かない。

後輩と一言二言話をして家に帰る。後輩はあの装置を俺の家に作ると言った。
あの家からは出ようと思っていたし、火星人を閉じ込める場所にぴったりだと思った。

「おい」
「……」
「おいっ」
「……あ」
「聞いて居るのか」
「すいません」
「早く寝ろ」
「……はい」

どうやって利用するのが適当だろうか。
咳の音がする。火星人はとても病弱だった。
火星人はもともと人間と同じだが、移住計画により火星に住み始めた事により進化した。人間は自分よりも優れた人種を排斥しようとしている。
これは政府の要人しか知らないことだ。

「ゴホゴホ」
「……はぁ」
「……ごめんなさい」
「仕事に行ってくる。部屋から出るな」
「はい……」

会社に行くと技術部の生意気な後輩が話しかけて来た。私営軍にいたとき同じ部隊だった。
「………」
「……聞いてます?」
「何だ」
「僕、火星人の研究に参加する事になったんです」
「そうか」
「大出世でしょう。なんかおごって下さい」
「俺はお前に割いてやる時間など無い」
「で、火星人は地球の環境に合ってないんですよ」
「……」
「だから、火星を再現した空間を作りました。暇だったので」
「……」
「知っていますよ。先輩が火星人を隠し持ってるって」
「なんだと?」
「僕、先輩をつけてたから」
「……」
「痛いっ…。ぼ僕しかしりませんから。」
「まぁいい」
「で、その装置を使えば本当に効くのかためさせては貰えませんか。あなたに逆らう権利は無い」
「ふん」

後輩の家に連れて行き小部屋位の檻に入らせると、火星人はいきなり元気になった。
後輩に一週間貸すことにした。
会社に入ったばかりの時、俺は会社の私営軍に配属されていた。
国から会社に仕事が入り九州に行った。それは、火星人が住み着いているので抹殺してほしいという内容だった。能力が認められて1人での任務だった。
火星人は超能力を持っていて、人間に有害である。

「お前は誰だ」
「ううわぁあ」
「答えろ。さもなければ」
「ひぃ。僕も、わわからないんだ」
「………」(火星人だろう)
「昔、おじさんに拾われて」
「………」(え)
「僕、自分がおかしいってわかってたけど……」
「………」(本当に知らないのか)
「殺さないで」
「………」
「何でもするから」
「……ついて来い」

報告書にはそんな人物は居なかったと書いた。実際それから苦情がパタリと止んだので国はこの結果に何も言って来なかった。
そんな訳で俺は火星人を手に入れた。
自分を見詰めて、欠点を探し出しそれを良点に近付けようとする人がいます。
私もそのように生きてきましたが、他人と私の目標とする像が少々かけ離れているようで、なかなか上手く行かないものです。
小学生の頃みくるちゃんを目指していると言ったら失笑されましたから、多分今の目標も他人には失笑ものなのでしょう。
うふふ。ああ。
私には生きにくい世界。
でも、美しい世界です。
天才ばかりが存在していても、馬鹿ばかりが存在していてもなんだかおかしくなるように、世界は山と谷が乱立しているように見えるけれど、統計的に大体均等になっています。
だから、人間が死んでしまうとその欠損を埋めようとする大きな逆らうことの出来ないエネルギーによって世界はバランスをとるために、代わりのものを産み出すのです。
例えば勿論人であったりもするし、植物であったりもします。今現在に置いても生き物はどんどん死んでいき、どんどん生まれています。細かく分かれて、精神波だけが他人に乗り移ったりもします。昨日の自分と、今日の自分が余りに異なって居ることが有るでしょう。それは、あなたに課せられた必然的な成長とも言えます。このように世界はまわっているのです。
それを転生と言う人もいます。厳密に言うと間違っていますが、逃れられない死に対する恐怖を和らげるために偉い人が編み出した優しい嘘なのでこの考え方は少し好ましく感じられます。
神様はいるかもしれないけど、人間の為に動いたりするわけありません。多分、助けて下さいと頼んでも、自分でどうにかしなさいよと言われるに決まってます。神様はのんびり生きてますからね。
なんか海馬社長って自分は普通に政略結婚とかしそうなのに、弟の結婚は絶対認めなさそう。
「お前は結婚する理由は無い」とか言いそう。
モクバ(´・ω・`)。
モクバは初恋とかまだです。
にいさまより他人が好きなモクバの予想が出来ません。

カイバーマンをみてると、格好いいのに腹筋崩壊します。
正義の味方カイバーマン。
「こんにゃく、アリエッティにとられちゃった(´・ω・`)。ルコちゃん知らない」
「し、知らないよ」
「一緒に探してよ(´・ω・`)」
「うん」

私は昨日、田亀源五郎のおでんを読んだ。
お腹がすいたので
台所でお菓子を探していると、こんにゃくが置いてあり、
「これが都市伝説なんだ」と思っった。

内心、
こんにゃくを探している時ニヤニヤがとまらなかった。
30÷6=5
今日から5ページ進めなかったら、お絵描き禁止。
起きて、朝ご飯食べて、プリント終わらせて、お絵描きね。
それから三島由紀夫の短編を一つ読んで、ギターを練習する。
それまではパソコンも携帯も禁止ね。
余談ですが、コルピとメタリカが激熱。
コルピ最高すぎるだろ。