ささいな夜 | Strawberry Moon
今、アダムが私のベッドで寝息をたててる。


私の大好きなパークで食事をして

家の近くで飲み直して


一緒にお風呂に入りたいとだだをこねられたから入り


頭を洗い

体を洗い


彼に尽くして


やっとアダムが寝たところ。


アダムはまだ子供だ。


見た目は美しいけど限りなく子供だ。


だけど私はアダムが必要だ。



アダムがいなくなったら?

アダムは言った

「俺が居なくなったら、そらはそれでいいの?」


よくない。


まだアダムを愛してないし

愛せる自信はない。

でもアダムが居ないと私は生きていけないかもしれない。

アダムとは喧嘩ばかり。

アダムも呆れてるけど

でも

アダムを愛する自信はない。



アダムは銀座をやめろといった


だけど

私は私の人生だ。

たとえアダムとは言え

一切の干渉は許さない。